ベルギーでフランス語を学ぶ!
ベルギーは多言語国家で、フランス語、フラマン語(オランダ語の派生)、ドイツ語の3つが公用語です。
どの言語を学習されるかはお住まいの地域によりますが、フランス語はベルギーやフランスだけではなく、フランス語圏アフリカを始めとする世界中の旧フランス領で使える便利な言語です。
アフリカ地域の人口爆発によってこれからも話者がどんどん増える言語なので、その価値はどんどん高まっていくとのこと。
そこで、今日は皆さんにおすすめのベルギーの語学学校&オンラインフランス語学校を紹介します。
高品質スパルタ塾、Alliance Français
Alliance Françaisは1883年にフランス語の学校及びフランス文化センターとして設立され、現在では世界5大陸136カ国で展開する伝統と権威のあるフランス語学校です。
夏期をのぞいてコースは1ヶ月。
週15時間、7.5時間、4時間のコースがあります。
一時間あたりの授業料は10ユーロ程度ですがトータルだとかなりお高めです。
また、レベルに応じて別途数十ユーロするテキストを買う必要があります。
一方で、高い学費を払ってる分やる気のある生徒が多く、先生も容赦なく指導してくれるのが特徴です。
Alliance Françaisでは入校前にオンラインで試験を受けて、その結果に応じてクラス分けされます。
しかし、言語が近いスペイン人やイタリア人はペーパーテストで点数を取れなくてもペラペラ話せるので、そういう人達が多いクラスに入れられるととても辛いです。
また、基本的に学校内ではフランス語だけを話すよう奨励されているので、フランス語に慣れないうちは休み時間も会話に入れずひとりぼっち、、、
あまりに辛いようなら、様子を見てレベルを下げることをお勧めします。
良心的お値段、IAPS
コミューン(日本で言うところの区役所)が開催する語学学校。
パブリックな学校なのでお値段はとても良心的です!
開講は9〜1月と2〜6月の年二回。
でもクラスに空きがあればいつでも入校できます。
授業は週4回、週2回、週1回から選べます。
それぞれ朝の回と夜の回があり、朝の回は休憩含めて9時から12時の3時間、夜の回は休憩なしで19時から21時半の2時間半です。
授業料は週4回のコースが5ヶ月で110ユーロ、それ以外は80ユーロと格安!
テキストはプリントが配布されるので別途買う必要はありません。さらに経済的!
安いからといって質が悪い訳ではありません。
フレンドリーな先生が丁寧に優しく教えてくれます。
他方、デメリットといえば1クラスあたりの生徒数が多く、会話練習は専ら生徒同士になること。
また、これはメリットにもデメリットにもなるのですが、日本人含めたアジア系の生徒が多く、ついアジア人だけでつるんでしまうということになりがちです。
また、Alliance Français は必死にフランス語を勉強している生徒が多いのに対し、IAPSの生徒はゆったりしているので、ストイックな雰囲気を求める人には物足りないかもしれません。
集団授業で挫けたらフランティア
先述した通り、スペイン人やイタリア人は文法ができなくても会話ができる人が多いです。
そして日本人はその逆の傾向があるような気がします。
そのため、ペーパー試験で高得点を取って配属されたクラスで、他の生徒との実力差を感じて辛くなってしまうことはよくあること。
そんな時はお家でこっそり会話特訓をしてみても良いかもしれません。
フランティアは25分386円から受けられる格安スカイプフランス語教室です。
日本の会社が運営しているのでウェブサイトも日本語で、事務局への問い合わせも日本語でok!
先生はチュニジア人ですが、綺麗なフランス語を話します。
オリジナル教材も豊富に用意されているので、自分で教材を購入する必要もありません。
フランティアのメリットはマンツーマンなので自分のペースで授業を進められること。
デメリットは他の生徒がいないと良くも悪くも緊張感がなく、時々やる気が下がってしまうことです。
そのため、オフラインの語学学校と並行して、あるいは交互に利用することをお勧めします。
時々DELFで腕試しを
DELFとはフランス語の検定試験のことです。
日本の仏語検定のようなものですね。
レベルはA1〜C2までで、B1が仏検2級程度とされています。
ベルギーでは年に3回、Alliance Françaisによって開催されています。
そのため、Alliance Françaisの生徒なら割引きが適用されます。
仏検同様、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能が試される試験です。
試験勉強の過程でバランスよく勉強ができますし、実力を知ることでモチベーションも上がりますので、折に触れて試験を受けてみましょう。
受験料は以下の通りです(表の上段が割引価格です)。
現地語ができるといざという時に安心!
ベルギー人は英語ができる人が多いので、フランス語ができなくてもそんなに困ることはありません。
一方、道に迷ったり、物をなくしたりといったトラブルの時は現地語が少しでも話せると本当に助かります。
また、少しでも現地語を使おうとする姿勢を見せることで、地元の人たちとの距離感が一気に縮まります。
自分に合った方法で、少しづつフランス語を習得していきましょう!
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