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アメリカで妊婦生活【後期】計画分娩・帝王切開・立ち会い・入院etc

妊娠初期・中期に続いて、後期(29~40週 / 3rd Trimester)の健診スケジュール、注意事項、やるべきことを紹介していきます。

後期の健診・検査

・29~36週は2週間おきの健診

・37~40週は1週間おきの健診

・予防接種(Tdap…百日咳・ジフテリア・破傷風の混合ワクチン)

・出産のリスクの説明、緊急時の対応への同意書サイン

・バースプランの記入

・入院・出産手続の確認後、費用の支払い

・メンタルチェック

・B群溶連菌検査(GBS Test)…36週頃

・逆子のチェック

・産後のベビーの主治医の報告

・ノンストレスチェック

・40週目の健診で計画分娩の予約を入れる

 

健診の頻度が2週間おき、毎週と変わります。

健診では尿検査、胎児の心音、子宮低長、むくみ等を確認し、ドクターが気になる点があれば追加の超音波検査をします。

出産に向けて書類や同意書への記入があるので疑問点は事前に解決しておきます。

Tdap予防接種

Tdapとは、「百日咳、破傷風、ジフテリア」の混合ワクチンです。

アメリカでは百日咳が流行しているらしく、乳児は6ヶ月までワクチンを打てないから、妊娠後期に母体にワクチンを接種して、予防する目的のようです。

出産時の同意書にサイン

出産に関するあらゆるリスクを挙げて、その可能性があると理解したサインします。

また、出産時に妊婦本人の意識がない状態、意思確認できない状態になった場合の判断は成人しているパートナーや家族に委ねられます。

その対象者の名前と緊急連絡先を登録しておき、病院に同行してない場合でも電話連絡で対応できるように備えます。

メンタルチェック

出産前の妊婦の精神状態を確認するため、メンタルチェックテストをします。

10個程度の簡単な質問に5段階で回答しました。簡単な単語なのですが、慣れない言い回しに混乱し、通訳に何度も意味を聞いてしまいました。

マタニティブルーという言葉を聞くように、妊娠中はとてもナーバスです。

テストの結果次第ではカウンセリング部門で対応します。

早期発見、対処してうつになるのを防ぐために医療機関同士の連携が整っていると感じました。

逆子のチェック

ドクターがお腹を外側から触診して頭の位置を確認します。

頭が上にある場合、ブリッジと呼ばれ、逆子を戻す施術を受けるか、自然に戻るのを待つか選択できます。

成功するか否かに関わらず、費用は数百ドルかかります。

逆子のままだと日本と同様に分娩は帝王切開になります。

ノンストレステスト(Non-Stress Test:NST)

赤ちゃんの元気さ(well-being)をチェックする検査です。

お腹に2個の検査装置をベルトで巻き付け、胎児心拍数と子宮収縮をモニタリングします。

分娩中もこの装置を付けてモニタリングを行うので、病室のベッドで赤ちゃんの心拍数と自分の陣痛の様子がグラフで見られます。

ドクターの判断でテストをするか決めるようで、私は2回の妊娠中、このテストはしませんでした。

 

麻酔を使用するか否か

アメリカは出産に硬膜外麻酔を使うのが一般的です。

日本では麻酔科医の数が少なく、麻酔を使えるのはごく一部と聞きます。

なしの出産を経験した人は、同じような出産方法を選ぶ人もいるようです。

これは個人の選択に委ねられますが、使うことを勧められます。

麻酔を使うことが当たり前と考えているので、一部を除いてスタッフは麻酔なしの出産に慣れていません。

使わない予定でいても、出産時に変更することができるので、ギリギリで麻酔を使うか判断すればいいと思います。

稀に病院に到着するまでに出産が随分進行していて、麻酔を打てるタイミングを逃してしまうケースもあります。

その場合は、元々麻酔を使う予定であったとしても使うことはできません。精算時にはその分のお金は戻ってきます。

 

家族の立ち会い

一般的には経膣分娩ではパートナーと家族が立ち会いします。

病院によって人数制限はばらつきがあるようです。

1人のみ、というところもあればスタッフの邪魔にならない人数であれば何人でも…というように。

さすがにベビーが生まれる前後は分娩室に入るスタッフも多く、慌ただしいので2~3人程度でしょうか。

帝王切開の場合は1~2人に限定されます。

また、驚くべきことに子供の立ち会いも可能です。

主治医からは適当なのは4~5歳以上で、妊婦の状況と子供の反応による、と言われました。

 

へその緒カット

出産に立ち合った人のうち1人が臍帯クリップで安全な状態にしたへその緒を切れます。

ただし、出産時の母子の状態によっては希望が叶えられない、という注意を受けました。

一番は母子の健康と安全なのでカットできたらラッキーくらいに捉えておくのがいいかもしれません。

 

計画分娩・帝王切開の考え方

アメリカでは妊婦やドクターの都合で出産予定日前に計画分娩するところもあると聞きます。

これは病院やドクターの方針によります。

私の病院は医療上の理由がなければ出産の兆しがあるまで待つ、という方針でした。

 

出産に合わせて日本から家族が来るので、その日程に合わせて出産予定日前に計画分娩が可能か質問したところ、きっぱり断られました。

一方で、別の病院で出産した友達はドクターが予定日付近に出張がある、という理由でそれより前に計画分娩となりました。

 

これは出産時に大きな違いとなるので、自分と家族の希望を含め、ドクターの方針、考え方を聞いて妊娠初期に話し合っておくべきだと思いました。

幸いにもドクターの方針と自分の考えが近しいものだったのですが、

これが逆で、予定日まで待ちたいのにドクターの都合だけで計画分娩になったらわだかまりが残ってしまったでしょう。

 

分娩時の主治医の立ち合い

 分娩時には自分の妊娠経過を一番知っている主治医に担当してもらいたいと思います。

しかし、出産はいつ始まるか予測がつかないため、必ずしも分娩に主治医が立ち会うことはできないようです。

私の病院ではドクターの勤務シフトがきっちりと組まれており、入院と出産を担当してくれるのは当日勤務しているドクターでした。

運良く主治医が勤務している日に出産すれば、もちろん担当してもらえます。

 

第二子の時は妊娠最後の健診まで出産の兆候がなく、予定日を過ぎてから計画分娩の予約を取りました。

『ちょうどその前後は(主治医が)不在で担当できないけれど、この病院は信頼のおける素晴らしいスタッフばかりだし、ちゃんと引き継ぎしておくから大丈夫』と、言われました。

結果は大きなトラブルもなく、他のドクターやスタッフの対応も満足できるものでした。

 

アメリカは妊婦に優しい

外出先でとても妊婦に親切な国だと感じました。

特に、お腹が目立ってきてからは気軽に話しかけてくれる人が多く、すれ違いざまや買い物の会計時に

『何週目か?出産予定日は?名前はもう決めた?』と、色々質問されます。

そしてドアを開けてくれる、荷物を持ってくれる、座席を譲ってもらえるということも当然のようにしてもらい、気恥ずかしくもあり、嬉しかったです。

外出先でトイレに行きたくなった時のエピソード

妊娠中はトイレに行く回数が増えます。そして中期以降になると長時間待つことが難しくなります。

 

外出先でなかなかトイレが見つからず、やっと到着したら長蛇の列。

私の様子がおかしかったようで、前後にいた人が心配して話しかけてくれました。

並んだ時点で限界近くまできており、妊娠中に尿意を長時間我慢すると気持ち悪くなっていました。

正直にそのことを話すと、大きな声でアナウンスを始め、私に先にトイレに行くように促してくれました。

些細なことに気付いて親切にしてもらった心遣いが嬉しかったです。

 

運転免許更新のエピソード

第二子を妊娠中、免許の更新に行きました。

到着したときにはすでに建物の外にまで大勢の人が並んでいました。

予想していましたが、上の子を預け先に送っていってからでは遅かったようです。

 

新規取得、更新、再発行などで区分されている場合もあるので、念のため何の列なのか確認するために、入口のドアへ行き、係員に質問しました。

おおよその待ち時間といつもこの混み具合なのか聞いた後で他の場所に行こうか考えていたところ、私のお腹を見て優先的に入れてくれました。

理由は『猛暑の中、そのお腹で長時間立って待つのは過酷だから』ということです。

そんな理由は通らないという人もいるでしょうが、ありがたく厚意に甘えました。

 

アメリカでは融通が効かないことで苦い経験ばかりしてきたので、妊娠後の周りの対応の変化に驚きました。

子供、子連れ、妊婦には優しいアメリカ人の人情ですね。

 

健診・検査を通して感じたこと

ドクターのスタンスの違いもありますが、疑問に感じていることや質問はどんどんドクターに話すことが大切だと思いました。

通訳を通してのコミュニケーションは時に会話を複雑にする場合もあり、私が不安に感じていることがドクターには伝わらないかもしれない。

特に、文化や習慣の違いで自分にとっては普通のことが相手にとってはそうではありません。逆もまた然り。

 

健診時に聞きそびれたことや、次回の健診前に聞きたいことがあった時は病院の個人アカウントを利用して質問メッセージを送ったこともあります。

自分が主体性を持って行動することで、安心して妊娠生活を送れると思います。

 

妊娠後期にやるべきこと

名前のリストアップ

出産後、入院中に出生届けを出すので、妊娠後期になったらいつ出産してもいいように名前は早めに決めます。

早い人達だと妊娠中期に決めて周囲に発表しているほど。

ミドルネームをつけることを考えていれば、ファーストネームとあわせて2つ考えます。

ベビー用品をリストアップして入手

カーシート(チャイルドシート)は必須です。

アメリカでは子供が車に乗るときはカーシートを装着することが義務付けられています。(規定年齢は州ごとに定められています。)

タクシーやUberを利用する時も同様です。

ドクターからも健診で確認されますし、退院時にも見送りスタッフが車に装着されているか確認します。

ベビーの主治医を決める(小児科医、ファミリードクター)

出産前にベビーの主治医を選び、依頼します。

一般的な医療機関と同様に、基本は保険ネットワーク内から選びます。

依頼する際に、ドクターとの面談(面接?)を行って人柄を確認する人もいるようです。

日本では定期健診、予防接種、病気の際とそれぞれ担当機関が異なりますが、アメリカでは小児科が一貫して担当します。

 

一般的にはアメリカではベビーが生まれる前にかかりつけ小児科医を決めておいて、出産したらすぐ小児科医が病院まで出向いてベビーのチェックをします。

入院中は出産した病院併設の小児科医が代わりに診てくれるところもあります。

退院直後に小児科に行く必要があるので、何かとお世話になります。

 

私は産婦人科と同系列の小児科を選びました。

元々、自宅から徒歩3分程度の距離に小児科があったので、そこから辿って産婦人科を決めていました。

知り合いに同じ小児科に通っている人に評判を聞き、保険ネットワーク内のドクターを確認しました。

私の勝手な考えですが、蒙古斑や黄疸などアジア人の特徴をよく知っているアジア系ドクターがいいと思いました。

 

問い合わせは至って簡単でした。

オフィスに電話して、妊娠中であること、ベビーの主治医を探していること、希望のドクターを伝えます。

基本的な個人情報に加えて出産予定日、通っている産婦人科、出産予定の病院などを質問されます。

そしてドクターが受け入れ可能であれば生まれたら連絡してね、という感じです。

面談も可能か聞いたのですが、必要ないと言われました。

第二子の時はそのまま同じドクターに依頼しました。

 

ドクターが決まったら産婦人科に報告します。

健診でもドクターの名前、オフィスの住所などを質問され、登録すると思います。

同系列の病院所属のドクターだったので、登録手続きも簡単でした。

ドクターに日本の書類にサインが必要な話をしておく

日本の出生届を出す上で必要な書類があります。

主治医ではなく、出産に立ち会ったドクターにサインをもらうというのがポイントです。

事前に主治医に説明し、出産に立ち会うドクターが違う場合も申し送りしてもらえます。

ドクターのサイン欄と当日記入する欄以外は記入して持参しましょう。

フルネームで記入しなければいけないところ、ドクターがミドルネームを省略して書いてしまい、書き直してもらうことになりました。

コピーも何部か用意しておくと安心です。

入院の準備

短期間の入院かつほぼ病院で用意されており、さほど荷物はありません。

車で外出が日常的だったので、いざという時のためにバスタオル数枚と入院グッズが入ったカバンを乗せておきました。

妊娠後期にやってよかったこと

日本から必要なベビー用品を注文

ベビー用品はほぼアメリカで揃いますが、日本製の方が良いもの、日本でしか手に入らないものは家族に頼んで送ってもらいました。

日本の出生届の書き方、パスポート申請の方法を確認しておく

海外で生まれた子供の出生届は領事館に提出するのが一般的です。

日本の戸籍に反映されるまで数カ月かかるので、早めにパスポートを取得したい場合は日本の家族宛てに書類を郵送し、役所に代理提出してもらう方法があります。

領事館でもらった書類を使用できますが、特殊なケースのため、事前に当該役所に相談しました。

ベビーシャワーのお礼の用意

日本のような半返しの習慣はないのでメッセージカードと$10-15のプチギフトを用意しました。

 内祝いの品物の下調べ・もしくは注文

日本人に個人的にお祝いをいただいた場合、また日本の親戚からお祝いをもらった場合の準備です。

こちらは日本式で半返しのイメージで選びました。

日本在住者には日本のウェブサイトを利用して発注します。

 バースアナウンスメントカードのデザインを選んでおく

日本の内祝いの熨斗のようなものでしょうか?

生まれたベビーの写真と名前、生年月日、身長、体重などを載せたカードを作って親戚や友人、同僚に配ります。

カード作成会社のウェブサイトから注文できます。

デザインも豊富なので出産前に時間をつくってイメージを固めておきました。

マタニティフォトの撮影

撮影方法は大手チェーンのフォトスタジオや個人カメラマンに依頼する等さまざまです。

場所もスタジオ、自宅、屋外など選べるプランもあります。

一般的に衣装は自前で、お腹の膨らみがわかるシンプルな普段着かフォーマル風ドレスに分かれます。

私はGrouponの割引券を使って大衆向けのJCPenny Portraitで撮影しました。

撮影時間はおよそ30分でポーズは8~10カット、プリントアウト写真4種類とオプションのデータを追加して$80ほどでした。

もらえる写真はクーポンの内容によって異なります。

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