みなさま、こんにちは。
前回の記事ではアメリカ駐在の良かったことを5つ紹介しました。
「実際よかったことだけじゃないでしょ?」と思った方もいるのではないでしょうか?
そんな疑問を解消すべく、今回はアメリカ駐在をして悪かったことやストレスとなったことも紹介しちゃいます!
外国人って本当に適当なんです!
街のど真ん中でハンモック
外国で過ごしてみてわかる、日本の素晴らしさを前回の記事でシェアしました。その裏返しで、アメリカに住む人々がいかに適当かにも気づかされたのです…。
待ち合わせ時間や締め切りは守らない、悪いことも謝らない、人のせいにする。仕事への責任感が日本人に比べて圧倒的に劣る…。…おっと、悪口になってきてしまいましたね。(笑)
そんな適当さがアメリカの大らかな雰囲気を作り上げているのでしょうが、日本人からするとイラッとすることも多々あるのが事実なのです。
家族や友達と離れ離れ
同じ空の下とはいえ、アメリカと日本。
毎週のように会っていた友達と会えなくなったり、盆暮れ正月には欠かさず顔を見ていた家族にも、駐在をキッカケに頻繁には会えなくなりました。
両親は高齢となり、何かあったときにもアメリカにいてはすぐに駆けつけられないというのも心配の種です。どんなに急いでも24時間以上はかかってしまいますので。
離れ離れといっても、今はSNSや無料通話アプリなどで繋がっていられるので、昔よりは状況は改善されているようです。
(携帯電話やSNSがないときには、数年駐在をすると日本での友達がいなくなるとも言われていたようですね。)
なので、家族とテレビ電話をする機会は日本にいる時と比べて格段に増えました。
ちなみに私は駐在期間が友達の結婚ラッシュとも重なったので、仲の良い友達の結婚式に軒並み出席できておりません…。
代わりに、ビデオレターと祝電のプロフェッショナルになりつつあります。
キャリアを諦めざるを得ない
主人のアメリカ駐在に帯同するにあたって、長く勤めた会社を退職せざるを得なくなりました。
仕事も順調にまわり、お客さんとも良い関係を築けていた時の退職だったので、個人的にはとても残念でしたが。
日本への帰国後、キャリアが数年途絶えていた私がまた新たに就職活動をして雇ってもらえるのかなど不安もありますが、辞める以外の選択肢がありませんでした(笑)。
これに関しては、開き直ってアメリカ生活を楽しむことで自分の中で折り合いをつけています。
友達は休職(育休の延長)扱いにしてもらって、帰国後にそのまま復職を考えている人もいます。なんと素晴らしい会社…。
子供の教育に悩む
この悩みは子供が学校に通う年齢であれば必ずぶち当たるのではないでしょうか。
アメリカと日本では教育方針や学ぶ内容がかなり違います。
同じ年齢の子供に対する教育でも、日本の方が1〜2年先の内容を学ぶこともあります(アメリカの小4で学ぶ内容が、日本の小2〜3で学ぶというイメージ)。
そのため、数年の駐在後に日本に帰国することが決まっている場合、日本人の同級生に遅れを取らないように、オンライン授業を取ったり、日本人学校や塾に行くなど、なんらかの対策を講じる必要があります。
これが理由で駐在に帯同しないという家庭も沢山あるようです。
更に、子供の中学受験、高校受験などと重なると、もう大変。
受験資格に帰国子女枠がある学校を探したり、受験に間に合うように帰国時期を調整したりと、お母さんの負担が一気に増します。
とはいえ、子供は英語の吸収もものすごく早い!アメリカで生活することで新しい言語を習得できるのは、かなりのメリットと考える方が大多数です。
総じてメリットの方が大きい!
と、ここまで悪かった点を挙げましたが、駐在生活は永遠に続く訳ではありません。
数年の経験と考えれば、駐在生活が与える影響はメリットの方が大きいのではないでしょうか。
悪い点やストレスになる点も、良い点と表裏一体なことがほとんど。
ご自身の中で良い点を見つけたり、うまく折り合いをつけたりしながら、駐在生活を楽しめたらよいですよね。
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