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アメリカで妊婦生活【中期】健診スケジュール、やっておいてよかったこと

妊娠初期に続いて、中期(14~28週 / 2nd Trimester)の健診スケジュール、やるべきこと、アメリカっぽさを感じて驚いたことを紹介していきます。

中期の健診・検査

・4週間おきの健診

・中期出生前診断(Second Trimester Screen ※通称Anatomy Ultrasound)…18~20週

・妊娠糖尿病検査(グルコーステスト)…24~28週

初期に引き続き4週間おきに健診が行われます。

健診時の項目に子宮底長測定が加わります。

これは仰向けになった状態で子宮の縦の長さを測定して、赤ちゃんの発育状態や、羊水量などを診察します。

最先端医療が揃っているはずなのに、健診では心拍確認と紙製のメジャーを使って計測するだけというのは物足りないと感じました。

超音波検査は20週前後に1度あります。その後、経過が順調であれば出産まで超音波検査はありません。

 

中期出生前診断(Second Trimester Screen ※Anatomy Ultrasound)

妊娠20週頃に胎児の発育状況や子宮の状態、胎盤の位置、羊水量などを詳細に確認する超音波検査です。

検査時間は45分~1時間程度。一度目の検査と同様、専門の検査技師が検査を行います。

 

脳の発達、心臓の心室の数、胃に影がないか、肺、肝臓、腎臓、膀胱…というように異常がないか細かく胎児の体をチェックしました。

この日に性別がわかることと、最後の超音波検査になるかもしれない、ということで前々から楽しみにしていました。

ところが第一子の時は直前に起こったトラブル(これに関しては別の記事で詳細を書きます。)によって赤ちゃんの健康状態が非常に気がかりでした。

性別なんてどうでもいいからとにかく無事でいて!という心境だったので、検査中は技師が性別の話題を出しても半分上の空…。

すでに性別がわかっているか、そして知りたいか否かを質問された後でおまたの辺りを確認してくれたと記憶しています。

赤ちゃんの体勢によってわからない場合もあると聞いてたのに、はっきりとシンボルが映っていました。

第二子のときは前触れなく、『この子はBOYね!』と見せてくれました。

もしも性別は生まれてからのお楽しみ、という考えの方はあらかじめその旨を伝えておいた方が良いと思います。

ただし、アメリカは病院にて出生届を提出するので産後すぐ(一般的には2~4日以内)に名前を決める必要があります。

どちらが生まれてもすぐに対応できるように男女両方の名前を決めておくと良いです。

検査が一通り終わったら、最後にドクターが検査結果を確認します。気になる点があればドクターが直接超音波で見て判断します。

主治医に結果の報告があり、その上で異常がないか最終判断がなされます。

 

妊娠糖尿病検査(グルコーステスト)

日本でも同時期にこの検査は行われています。正しい検査結果を出すために、検査前は食事を避けるよう指示を受けます。

まず検査担当部門に行くと、テスト開始前に飲み物を渡され、5分以内に飲みきります。そして1時間後に採血して血糖値を検査します。

この飲み物は味がまずいと聞いていましたがスポーツ飲料水のようで許容範囲内でした。

ただ、採血をするまで1時間もずっと待合室で待たないといけなかったので本を持参すればよかったと思いました。

待合室は携帯の電波があまり入らなかったので院内の共有スペースに行こうとしたら止められました。

おそらく、1時間以内に戻って来ずに検査ができない、という事態を避けるためでしょう。

 

インフルエンザ予防接種

不活化ワクチンなので基本は妊娠中いつでも接種可能です。妊婦の体調と予防接種可能時期によってどの数週で受けるかは主治医の判断です。

妊娠中は免疫力が低下しているので感染すると重症化する可能性が高くなります。

そのため、接種可能時期になるとすぐに産婦人科で健診時に打ってくれます。(早ければ8月下旬には接種可能です。)

また、家族全員が早めに予防接種を受けるように言われます。

男性は家庭に妊婦や乳幼児がいても、忙しさと認識不足でインフルエンザの予防接種を怠る場合が多いようです。

病院で健診に同行したご主人も一緒に打ってもらったという友達がいました。

加入している保険を使えば薬局やスーパーでは無料で受けられるのですが、有料でもいいから確実に打って欲しかったそうです。

 

アメリカの妊婦は行動的

車社会のアメリカでは運動不足になりがちです。

そのため多くの人が何かしら運動をしています。

妊婦も同様に運動していい、とドクターから聞いていたものの、心配だったので中期になるまでは控えていました。

ところが周りではお腹が大きい妊婦さんがジョギングしてたり、フィットネス(スポーツジム)の激しいグループレッスンに参加していたり。

激しい運動でも妊娠前から行っていた運動は継続しても問題ないそうです。

 

そして飛行機での旅行や長距離移動に関しても肯定的です。

ホリデーシーズンを控えた健診で旅行を予定していることを伝えました。

訪問先と目的(何をするのか)聞かれ、感染症罹患の可能性が低く、周囲に病院がある場所だったので問題なし。

飛行機も乗って構わない。今はokだけど健康状況が変わるかもしれないから直前の健診でその件をもう一度言ってね、と。

あまりにもあっさりしていて気が抜けました。

日本の妊娠ガイドブックや情報誌、さらにはドラマや漫画でも妊婦の旅行や長距離移動はリスクがあるとして否定的だったので。

 

『妊婦はとにかく安全第一!』というのが日本の傾向だと思うのですが、ここアメリカでは『医師の許可と自己責任で!』という概念なんだと実感しました。

 

体重管理が日本よりもおおらか

病院から渡された妊娠のガイドブックを読んで驚いたのがアメリカで推奨されている妊婦の体重増加の数値。10~15kgが適当と書いてあるのです。

『え?lb(パウンド)表記だから計算間違ったのかな?』

そう思って見直してみても同じ数字。

とにかく妊娠中は栄養が必要だし、ストレスなく過ごすのが一番!ということでしょうか。

日本人女性は痩せ気味で体重増加も少ないので、もっと体重を増やすように指導されることが多いようです。

かくいう私もつわりで減った体重から元の体重に戻るまでに時間がかかりました。

中期が終わる頃に体重が妊娠前より軽かったことと、腹部の膨らみが小さかったのでドクターがとても心配していました。

そこでなんと管理栄養士の指導を受けることに!日本の基準だと自分は順調に体重が増えていて、適正体重の範囲内と思っていたので衝撃でした。

『普通はハイリスクで食事制限の必要な妊婦が受けるものだけどね。体重が増えなくて来る人は珍しいわよ~。』と、栄養士も苦笑していました。

 

妊婦の食事制限

体重にはおおらかですが、禁止されている食品については厳しく指導とチェックが入ります。

免疫低下している妊婦が怖いのは食中毒。飲める薬も限られており、菌によっては胎盤を通して胎児に影響を及ぼすものもあります。

禁止されている主な食品

・水銀が多く含まれる魚(マグロ、メカジキ、アマダイ、サメ、サワラなど)

・生もの(寿司、刺身などの生の魚介類、レア肉)

・生卵、半熟卵、エッグベネディクト、自家製マヨネーズ、ティラミス、生チーズケーキ

→サルモネラ菌による食中毒の可能性(日本の卵は殺菌消毒している)

・ハムやソーセージなどの加工肉、魚介類の燻製、低温殺菌されていない乳製品

→リステリア菌による食中毒の可能性

・カフェイン飲料(少量ならOK。デカフェのコーヒーやハーブティーの種類が多いのでそちらを推奨。)

渡されたリストを見て、食文化の違いが影響していると思いました。

日本では魚を多く食べる傾向があるためなのでしょうか。

食べる量や頻度に注意はありますが、アメリカほど厳しく制限していないような印象です。

日本人としては妊娠中も魚を食べたい…正直に告白すると日本食レストランや日系スーパーで買ったお寿司や刺身を時々食べていました。

食べる時には衛生面で安心できるお店を選んだり、生生姜を大目に食べたりと気を遣ってましたが、あくまで自己判断で行ったことなのでリスクはありました。

日本人も日本で食べる新鮮な魚じゃないから、という理由で食べない人もいたし、日本人以外は忠実に守っている人が多かったです。

メキシコ人の友達はお寿司大好きなのに妊娠中は絶対に口にしませんでした。

 

そしてアメリカはチーズや肉の加工食品の種類が多く、思わぬ形で禁止されている食品を食べてしまう可能性もあります。

スーパーで食材を購入するときや、外食でメニューを選ぶ際には禁止されている食品が入っていないかすべて確認している、という人の話を聞いたときは驚きました。

 

神経質にはならずとも、安全のために食事に気を配ることは重要です。無頓着な方だった私は、もう少し気を付けておくべきだったと後に反省した次第です。

 

妊娠中の母乳マッサージはNG

日本で絶大な支持を誇るプレママ情報誌を読んでいると、妊娠中期から後期に母乳マッサージを行う記事が書いてありました。

できる限り母乳育児をしたいと考えていたので、紹介されている通りにやってみました。

すると子宮付近がきゅーっとなる感覚がして心配に。

マッサージを続けてもいいか健診時にドクターに相談すると、なんと禁止されてしまいました。

 

日本では母乳育児を考えている人は妊娠中からマッサージをすると出やすくなると言われている、と説明しました。

しかし、『マッサージをしなくても必要な時期がくれば体の準備ができるからちゃんと母乳はでるわよ!』

『胸に刺激を与えると子宮が収縮して、早産のリスクが高くなるからやめなさい。』

『現に子宮に痛みが出てるでしょう?』

ぴしゃりと言われてしまいました。

確かにドクターの言うことはもっともです。

産後に子宮を収縮して回復させるには母乳を吸ってもらうのが効果的と言われています。

胸に刺激を与えると赤ちゃんが母乳を吸っていると体が勘違いして、脳が子宮に収縮するサインを送ってしまうのです。

 

日本で妊娠中の母乳マッサージは効果的として推奨されているのに、アメリカでは逆の考えだったことに驚きました。

また、授乳中に再度妊娠した場合は速やかに粉ミルクに切り替えるように指導されるそうです。

この判断はドクターの中でも賛成、反対は分かれると思います。

 

中期にやるべきこと、個人的にやってよかったこと

保険会社がカバーしている搾乳機を申し込む

保険会社から電動搾乳機を無料でもらえます。

連絡すればリストを教えてもらえるのでウェブサイトから自分で選んで注文します。

私はこの電動搾乳機にとてもお世話になったし、自費で購入すると数百ドルするものもあるので、無料でもらえるなら申し込んでおくべきです。

ベビーレジストリー登録・作成

赤ちゃんが生まれる前のお祝い、ベビーシャワーによく利用されます。

リスト登録したベビーグッズから親戚・友人・同僚が予算に合わせて選び、贈ります。確実に欲しいものがもらえて助かります。

あからさまに欲しいものをねだっているようで気が引けて、第一子の時は登録しませんでした。

しかし登録しておくとサンプルがもらえたり割引があるのでTarget、Amazon、BuybuyBabyなど複数登録しておいて損はないです。

各グッズの会社に登録して無料サンプルをもらう

上記同様、ベビーグッズ用品のウェブサイトに登録するとサンプルやグッズがもらえる特典があります。

粉ミルクの無料サンプル登録

大手2社SimilacとEnfamilのウェブサイトにアカウント登録すると、出産予定日の1~2か月前にサンプルが送られてきます。

中身は時期によって変わりますが、種類の異なる小さな粉ミルク2缶セットや粉ミルクと液体ミルクの組み合わせが多いです。

病院ツアーに申し込む・参加

各病院で出産・産後入院する施設を見学するツアーを無料で開催しています。

陣痛や破水が起きて病院に来る時の流れを説明しながら、実際に受付から分娩室まで見せてもらえます。

産後の病室にも入れるので、備品や入院食のメニューチェックもできます。

 

私の病院では週末に開催される2時間程度のコースと平日の夜に開催される1時間程度のコースが設定されていました。

週末開催は見学の後に、授乳に関する講座がついています。

パートナーがいる場合は基本的には2人で参加します。ただし、子供は同伴できないので兄姉がいる場合は子供を預けての参加となります。

出産・育児に関する講座を予約・受講

日本の母親学級、両親学級のような講座がアメリカもあります。

地域によっては自治体主催の講座もあるようです。私の住んでいた講座は病院主催の有料のものでした。病院見学ツアー同様、夫婦での参加が多いです。

そして人気のクラスは1~2か月先まで予約が埋まってしまうので、早めに予定を確認して予約することをおすすめします。

・妊娠中に気を付けること、やるべきこと

・妊婦と赤ちゃんの健康について

・授乳の知識と方法

・赤ちゃんのお世話の仕方

・CPR(心肺蘇生と緊急時の対応について)

・兄弟の育児の仕方(主には赤ちゃんを迎える際に上の子供にどう接するか)

・孫ができる人の心構え

このように妊娠中から産後まで幅広く講座が用意されています。

有料だったし、直前まで夫の予定が読めずに予約が難しかったこともあり、実際に受講したのはCPRと病院見学ツアーのオプションだった授乳講座だけでした。

出産のシミュレーションや赤ちゃんのお世話は本にも書いてあるので、自分で練習すればいいと思っていました。

しかし、授乳と赤ちゃんのお世話の講座は受けておけばよかったと後悔しました。

産後は入院期間も短く、日本のようにお世話の仕方を十分教わることができませんでした。

そして日米の違いを自信を持って母に説明できずに苦労したこともあります。

有料だとしても数十ドル~百ドル程度の金額なので、気になる講座は積極的に受講した方がいいと思いました。

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