ベルギーも夏は暑い!!
皆さん、お元気ですか?
私はベルギーに来て二度目の夏をどうにか乗り越えたところです。
ヨーロッパの夏は涼しいというイメージをお持ちの方は多いのではないかと思います。
私も、そんな期待を胸に海を渡った一人でしたが、、、
ようやく二度目の夏を終えた今は、「やっぱりベルギーも暑さ対策が必須!!」という結論に達しました。
今回はベルギーの夏事情についてお話させていただきたいと思います。
ベルギーの住宅にはエアコンがなく、蒸し風呂状態
先日、フランスでは今夏の熱波で1,500人もの方が亡くなったというニュースを目にしました。
あまりの死者数に心を痛めるとともに、やはりヨーロッパの住宅事情は夏に不向きなのだなぁと感じます。
私の住むベルギーも今年は観測史上最高の猛暑となり、フランスのように水不足には見舞われなかったものの、やはり耐え難い暑さでした。
ベルギーもフランスと同じく古い建物が多く、エアコンを設置できる構造になっていません。
また、レンガ造りで保温性が非常に高い構造なので、昼間に室温が上昇し、夜になっても温度が下がらず、まるでサウナのよう。
また、もともと夏が短い国なので、夏を快適に過ごすための商品が極めて少ないように思います。
そのため、できる限り日本で暑さ対策をしてから渡欧されることをおすすめします。
ベルギーの夏をいかに乗り切るか
ベルギーに長く住んでいる方によれば、以前はベルギーで本当に暑いのは一週間程度だったようです。
しかしながら、少なくとも私が渡欧した昨年と今年はどちらも異常気象と騒がれ、昨年は6月から8月中旬までうだる暑さが続きました。
ベルギー北東部では40度を超える日もあったとか。
日本よりも夏が短いとはいえ、暑さ対策は必須です。
これから日本を出発される方には扇風機と変圧器を部屋の数だけお持ちいただくことを推奨します。
ベルギーでもサーキュレーターが売ってないこともないのですが、やはり生産数が少ないのか、昨年も今年も奪い合うようにして買われ、品薄だったそうです。
また、冷感敷きパッドや冷感タオルも可能であれば是非お持ちください。
なお、日本では暑い日は窓を開け放して風通りを良くするのが一般的ですが、ベルギーに限らずヨーロッパでは日中は鎧戸やシャッターを閉め、室温が上がらないようにするそうです。
ヨーロッパの住宅は保温性が高く、かつ網戸がなくて窓をあけると虫がじゃんじゃん入ってくるので、この方法は合理的かと思います。
うちには鎧戸がないため、カーテンを閉めきるくらいしかできないのですが、遮光断熱効果のあるカーテンを付けている部屋と付けていない部屋では室温が全く違います。
お引越しの際にカーテンを新調される方は、是非遮光残熱効果が高いカーテンを選ばれることをおすすめします。
暑さからの逃げ場がない!!
実は、ベルギーでは一般家庭だけではなくお店やレストランにもエアコンが設置されていないことが多いです。
生鮮食品を扱っているハイパーマーケットやショッピングモールならばエアコンが設置されているのですが、メトロ、近所のカフェ、レストラン、コミューン(日本で言うところの区役所)が運営する図書館や語学学校にさえエアコンがありません。
あまりの暑さに逃げ込んだバーガーキングにさえエアコンがついていなくて絶望しました、、、
生活圏内に長居できる逃げ場がないのは駐在妻にとって非常に辛いところです。
そこで、私が避難場所として重宝しているのがBasic-Fitです。
Basic-Fitとは24時間営業のジムです。
プレミアム会員なら一カ月30ユーロで家族や友達も同伴でヨーロッパ700拠点のジムを使い放題。
もちろん冷暖房完備なので、私は暑さから逃れたいときはここでゆる~くエアロバイクを漕ぎながら本を読んで勉強をしたりしています。
暑さから逃れて、勉強ができて、運動不足も解消できる。
一石三鳥でとてもお得なので、是非お試しください!
とはいえ、ベルギーの夏は貴重
確かにベルギーの夏は過ごしにくいですが、長い冬に比べて夏は一瞬で終わってしまいます。
ベルギーでは8月下旬から寒くなりはじめ、10月には完全に冬、4月から春めいてくるものの、5月でさえ雪がちらつく日もあり、常に雨がち。
地元の人でさえ冬季型うつに悩まされている方がたくさんいらっしゃるようです。
暑さ対策をしっかりとして、ベルギービールをがぶがぶ飲んで、短い夏を満喫しましょう!
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