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アメリカでの産婦人科(OB/GYN)の探し方・予約方法

アメリカで駐在経験のある皆さん、かかりつけ医を決めていますか?

私は渡米してから病院に行く必要がないまま過ごしていたので、恥ずかしながら妊娠がわかって初めて病院を探しました。

そんなお気楽な駐妻のドタバタ産婦人科探しの話をさせていただきます。

 

一般的な病院の探し方

日本であれば病気の症状によって受診したい科を選んで病院に行きます。

ところがアメリカではかかりつけ医(ホームドクターとも言う/Primary Care Physician)を決めておき、体に何か問題がある場合は、まずかかりつけ医のところで診察を受けます。

その後、専門的な診断や検査が必要になれば、各科の専門医を紹介してもらいます。

つまり、アメリカ赴任後は速やかにかかりつけ医を決めるべきなのです。

体調が悪くなってから病院・ドクターを探し、初診の手続きをするのは大変だとわかっていましたが、なかなか重い腰が上がらずに先延ばしにしていました。

正しい手順を踏んでいれば、かかりつけ医に診察してもらい、いくつか産婦人科を紹介してもらえたかもしれません。

 

幸い、私の保険はPPOと言って、かかりつけ医から紹介を受けなくても専門医にかかれるプランでした。

己の怠惰さを反省し、早々に始まったつわりと闘いながら産婦人科を探しました。

希望する条件

まずは何に重点を置いて病院とドクターを選びたいのか整理してみました。

・日本で言うところの総合病院がいい

・小児科と連携しているところだと良い

・自宅からの距離が近い

・日本語通訳サービスがある

・病院周辺の治安

・主治医は女性ドクター

・経験豊富なスタッフがいる

情報収集

大手の病院をリストアップ

自宅から車で15分程度の範囲内に4つ候補がありました。

これは居住エリアがメディカル地区に近かったからです。

友達からの紹介

出産経験のある友達から何人か産婦人科医を紹介してもらいました。

1~2年以内の新しい情報なのでとても貴重です。

病院の設備やシステムの実情、日本人の観点からの評価やアドバイスが得られることが大きいです。

ドクターの口コミサイト

アメリカでは病院だけではなく、ドクターの細かな経歴が掲載された口コミサイトが存在します。

複数のサイトで気になるドクターを調べてみましたが、評価や意見が大きく分かれていたので参考にはしませんでした。

 

これらの情報を踏まえた上で自宅周辺にあるネットワーク内(加入している医療保険が適用できる/In-Network)の産婦人科をリストアップして

友達から紹介された小児科総合病院付属の産婦人科に絞りました。

施設も新しく、利用している日本人も多く、なにより専門の研究や治療機関が併設されているので、

妊娠中にトラブルが起きた場合でもリスクが軽減されます。

そして産後のことを考えて、同系列の小児科が自宅からわずか徒歩5分以内にあるのも大きいです。

 

※もしも、希望の産婦人科医の病院で出産は扱ってなければ、出産は提携している別の病院で行われます。

その提携先の病院についても調べる必要があります。

 

病院の予約を取る

初診の場合、予約は電話で取るという病院が多いです。

希望の病院も例に漏れず、電話予約が必要でした。

どうしても電話はできない、という人で直接病院に出向いて予約をした話を聞きましたが、体調が悪くて外出することは難しかったです。

かくいう私も電話は苦手。特に代表番号に電話をかける場合、案内音声が速すぎて聞き取れません。

何度も繰り返し聞いて目的の受付にたどり着きました。

予約時に聞かれた内容

名前、住所、生年月日、電話番号

保険会社、保険プラン、保険証番号、主被保険者の名前、

受診の目的、最終月経の期間、希望するドクター

第三者の協力

なんとか必要な情報を伝えた後、保険を確認してもらうと、なぜか外国人旅行者用の保険だと勘違いされて困惑。

これ以上、私と意思疎通を取ることが難しいと判断した受付スタッフが日本語通訳サービスを申し出てくれました。

診察時に通訳サービスがある病院だったので、電話の問い合わせでも可能か最初に聞いておけばよかったです。

この時初めて、電話で三者通話ができることを知りました。

通訳と繋がったものの、アクシデントで何度か電話が切れ、その度に新しい通訳に変わってしまい、同じことを繰り返し説明することに。

気持ち悪さのあまり、会話をすることも苦痛でした。

 

通訳の助けがあっても問題は解決せず、保険会社に直接問い合わせて内容を確認するように指示されました。

保険会社の日本語相談窓口に問い合わせると、事情を察したスタッフに病院に必要な情報を説明していただけることに。原因はどうやら私が保険証の見方を間違っていたようです。

ようやく誤解が解けて、無事希望ドクターの予約が取れたときは涙が溢れました。(診察に通訳が必要なことも予約時に伝えます。)

予約の取り直し

ところが、やっとの思いで予約が取れたドクター、実はネットワーク外ということが後日判明。

病院はネットワーク内でも、働いている医師はそれぞれ異なるグループに所属していることがあるので注意が必要だったのです。

痛恨のミスでした。

ネットワーク外のドクターでも主治医になってもらうことは可能です。

しかし、保険で支払われる割合が減り、自己負担額が増えてしまうので、夫と相談した上で別のドクターに変更しました。

 

最初の予約を取った時のトラウマがあるので、保険会社のウェブサイトと窓口で二重に確認しました。

しかし、無情にも希望のドクターは3カ月先まで予約が埋まっていました。

保険ネットワーク内で予約可能なドクターを教えてもらうと、候補は2人。

それぞれ男性と女性だったので、消去法で女性ドクターを選択。

あんなに悩んで検討を重ねたのに、短時間であっさりと別のドクターに決まって脱力してしまいました。

即決できたのは『その病院のドクターは皆、優秀なので誰に依頼しても大丈夫。』というアドバイスを聞いていたことが大きいのですが、

半分以上は『また最初からドクターを探して手続きをすることは避けたい!』という気持ちからでした。

何度か通ってみて、もしもドクターや病院に不安があるならその時は変えたっていい。

予想以上に病院探しと予約に手間取って疲弊した結果、このような考えになりました。

何はともあれ予約が取れて一安心し、それからは心穏やかに過ごせました。

(※おそらく来歴のある人は予約を優先されると思います。2人目を妊娠した際、電話で予約をお願いすると、すんなり主治医の予約が取れました。)

 

まとめ

このように日本とは異なる医療と保険システムに翻弄され、四苦八苦でした。

病院を決める際のリサーチ・予約はほぼ一人で行ったのですが、体調不良の中、頑張りすぎたと思います。

『夫は仕事があるし、病院に行くのは自分だから自分でやらなければ』と、当時は考えていました。

けれども2人の子供であるのだからもっと夫に頼って、一緒に情報収集すればよかったと思いました。

妊娠中は心も体も変化があり、些細なことにとても敏感になったりします。

頼れる人、ものには頼って無理をしないのが一番です。

 

この経験から、アメリカに赴任したら速やかにかかりつけ医を決めておくことを強くおすすめします。

そして将来子供のことを考えているという方は、問題はなくとも産婦人科医を選び、定期健診を行っておくと、いざという時に慌てることがないと思います。

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