メキシコに来て日本では経験したことのない事がたくさんありましたので、いくつかご紹介します。
壁に穴が・・・
メキシコのお部屋には穴が開いています。
電気を設置しているところに穴があいていて、配線が丸見えです。最初は手抜き工事か?と思いましたが、ここメキシコでは普通のようです。日本では部屋の中に穴があいているなんてことないですよね?何という名称か分かりませんが天井には照明を取りつける何かが設置されていて、そこに照明を取りつけるようになっていると思います。
照明側それにあった仕様になっていて導線が出ています。
そしてこの両方の導線を自分でつないで照明を取りつけるようになっています。
学校の実験みたいですね。
断水
お水事情の記事にも書きましたが、断水が頻繁に起きます。
私がメキシコに来た当時はちょうどパイプ交換の工事をしていた時だったので、それはもう頻繁に予告なく断水になりました。
日本で断水の経験はしたことがなかったので、最初は正直つらかったです。高望みなんてしてないのに、ガス・電気・水のある最低限の生活さえできないのかと。
給水車が来た時には災害か?と笑ってしまいましたが。
激しい雨が降ったりすると停電になったりもするので、そうすると数時間単位で断水することもあります。
ほんとにこういったことがちょくちょく起こるので、さすがに今は慣れてしまいました、というよりはあきらめています。
スーパーはカバン持ち込み禁止!?
スーパーの記事でも書きましたが、万引き防止のためバックパックや大きいカバンを持ってスーパーに入れません。
知らなかった時にバックパックで入ろうとしたら警官にカバンを預けるようにと止められました。
貴重品を入れる小さめのバッグを持っていなかったので、財布から携帯、家のカギなどを全て手で持たなきゃいけなかったので「えー、何でよ」って思いました。
至る所に警官
警官を至る所で目にします。メトロやメトロバスの各駅、スーパーやショッピングモール、観光地やそこらへん。
日本で警官を目にすると何かあったのかなって思いますが、そんなに警官が必要な国なんだ・・・って思います。警官も信用できないって聞くけど、いないよりは安心感があるかな。
いつでも車優先!?
「歩行者優先」という概念はないようです。
もちろん譲ってくれる人もたくさんいますが、基本的に横断歩道の信号が青でも曲がってくる車は歩行者のために止まりません。
歩行者が止まります。本当に気をつけないと引かれてしまいます。
そして、運転マナーが悪い人がたくさんいます。
信号無視、車線無視、ウィンカーは出さない、クラクションの嵐・・・ 信号が変わった瞬間にクラクションを鳴らす人が多くて笑えました。
そんなすぐに?って感じで。その他にも日本の何倍?ってくらいのクラクションをよく聞きます。
誰が誰に対してクラクションを鳴らしているのか分からないので、無意味なんじゃないかと思います。
曲がるために車線無視して交差点に無理矢理入ってくる車が多いので青信号中に渡り切れず、交差点ど真ん中で止まってしまうので対向車線の進行を妨げて渋滞の原因になっています。
交差点には誰かいる
多くの交差点には誰かがいます。
物売り、物乞い、一芸を披露している人、洗車する人。
3車線くらいの車の間を歩いて営業しています。
最初は車に誰かがよってくることがちょっと怖かったですが、お水とかも売っているのでたまに便利です。
監獄!?
この牢屋のようなものは何だかお分かりでしょうか? なんと、駐車場です。
メキシコにはこんな平置き駐車場があるんです。
1台1台車がこの中に入っている姿はまるで監獄のようです。
車ごと盗まれることもあると思いますが、車のパーツが盗まれることも多いようです。
私の知り合いはあるパーツを盗まれてしまい付け替えたのですが、また同じパーツを盗まれてしまったそうです。それ以来そのパーツを付け替えることをあきらめていましたが。
雹がたまに降るので、屋外に駐車するなら牢屋に入れておいた方が車が傷つかなくていいですね。
横断報道の先は・・・?
横断歩道の先は行き止まり(笑)
柵があります。どうやって渡るんでしょう?
結局道路沿いに歩かないといけないので、全然安全じゃない・・・
もちろん全ての横断歩道がこのような作りになっているわけではありません。たまたま面白い横断歩道を見つけたので撮影してみました。
まとめ
メキシコに来てからいろいろと不思議なものを目にしていますが、そのたびに思うことは「ここはメキシコだから」。
メキシコにいる限り日本の常識が通用しないのは当たり前でなかなか理解が難しい事もあります。
ストレスに感じることがあっても、あきらめたり面白いと思ったりしてあまり深く考えないことが外国で生きていく秘訣かもしれませんね。
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