前回は、中国の道路事情について、上海の車について書いてみました。
前回の記事はこちら↓
今回は、中国の道路事情について、歩道にスポットを当てて、ちょっとした豆知識も含めて書いてみます。
この道路標識は、どういう意味?
上海に駐在している時から街歩きが大好きで、散策している時に見つけました。
それでは、問題です!
この道路標識の意味は?
①ひったくりに注意
②近くにスクールあり、子供に注意
③ここでは走らないで
答えは後ほど・・・
危険な歩道
上海の歩道を歩いていて感じたのは、結構ガタガタであるということ。
ヒールなんか履いていようものなら、足をグネること間違いなしです。
それでも上海万博の開催された2010年に町の美化運動があり。道路や歩道の補修工事がたくさん行われこれでもマシになった方なんです。
とは言っても、日本とは比べものにはならない完成度ですが・・・(笑)
そして以前から危ないなぁと思う歩道が何か所かあり、いつも気になるので今回写真と共に紹介します。
まずはこちら
こんな歩道の真ん中に消火栓ってアブナクないですか?
この程度なら序の口です。
こんな場所もあります。
子どもには、前を向いて歩きなさい!!といつも言っているのはこのため。
歩行者なら難なく通れるものの、自転車でギリギリ、バイクは完全アウト!
そしてここで面白い光景を何度も目にしました。
横の道路は一方通行で、夕方や雨の日はよく渋滞しています。渋滞を避けようと歩道に入り、通り抜けようとするバイクが多いのですが、まさかここで通り抜けできないなんて予想だにせず、窮地に立たされるサマ。
もう可笑しくて笑わずにはいられません(^^)
多い時は、2台連続でここで立ち往生していたことも。
ハンドルをどのように向きを変えようにも絶対通れないんです。
手伝ってあげようかな~なんて気持ちもありながら傍から見ていたのですが、
バイクは重いので担ぐこともできませんし、この歩道幅では、向きを変えることもできません。
結局諦めて、入ってきたところまで手押しでバックして戻るしかなかったのでした。
一度経験すればそのバイクは二度と歩道を通らないとは思いますが、知らないバイクは、渋滞のたびにここで寸止めになっていて見ていて面白すぎます。
こんな歩行者にとっても、バイクにとっても魔の歩道が上海には、結構あります。
そして極め付けはこの歩道
穴の開いたマンホール!!( ゚Д゚)
このような危険な箇所って日本だとまず「赤い三角コーン」が置いてあったり、「危険」と書かれた黄色いテープが張ってあったりしますが、そんな親切な表示などなく。危険すぎますよね。
実際に私のママ友が落ちたこともあるんです。(別の場所ですが)
話ながら歩いてて気づかなかったって( ゚Д゚)
幸い軽症で済みましたが、こんなマンガみたいなことが本当に起こり得るんですよ。
大人も子どもも注意すべき理由とは?
以前にも書いたことがありますが、電動バイクは、歩道通行可能なんです。音が静かなので、どこからともなく通り過ぎるのでとても危ないです。
そして、ガタガタの歩道、ど真ん中に電柱、穴の開いたマンホール、
けつまずいたり、電柱に当ったり、落っこちたり・・・
この街の歩道には、ケガをする要素がたくさんあります。
事故やケガでもすれば後の祭り。歩道だからと安心せず、大人も子どももしっかり注意して歩きましょう!
さて、最初にお話した問題の答えです。
答えは、②近くにスクールあり、子供に注意 でした。
まるで「ひったくりに注意!」のようにも思えますよね。あってもおかしくない笑
覚えておくと便利な一言中国語
「路上小心」「lù shàng xiǎo xīn」
「ルーシャンシャオシン」
「道中気をつけて」
小心とは、注意する・気をつける・留意するという意味があります。
「路上小心」は、「行ってらっしゃい」の意味にも使えるよく使う言葉です。
道端で交通整理をしている警備員さんが、「小心,小心!」と歩行者に言っているのをよく見かけます。
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