上海のマンションに限らず、どこの国でもそうだと思いますが、物件探しの時、ついつい間取りや備え付けの家具などに目が行ってしまい、細かい部分を見ることはできないですよね。我が家もそうでした。
今回は、住んでみて分かった不便なところ、我が家が取った対策法をご紹介します。
コンセントの挿し込み口
中国のコンセントの挿し込み口は、2種類あり、二口コンセントと三ツ口コンセントとあります。
写真のような2種類付いているコンセントもよく見かけます。
日本のコンセントは二口なので、使用するのには困らないのですが、中国のほとんどの電化製品は、三ツ口コンセントが多く、上記のようなタイプのコンセントだと三ツ口コンセントを二つ同時に使えない!!
例えば、リビングにTVのコンセント挿し込んでいるところに掃除機のコンセントが挿し込めなかったり、冷蔵庫のコンセントの挿し込み口に電子レンジのコンセントが挿し込めなかったり、なぜか三ツ口コンセント2つついているタイプがないのです。
どうしたらいいかなぁ・・・
カルフールで色々見ていてよさげな物を発見!
三ツ口の電源タップが売ってたので、使ってみました。
これで、片方を外すことなく、両方三ツ口コンセントにすることができました。
トイレットペーパーホルダー
これは、当時住んでいたマンションのトイレです。
この写真を見て何か気づきませんか?
私も使ってみて初めて分かったことがあります。
それは、
トイレットペーパーを取るのが不便ってこと。
大人は、なんとか後ろを向いて取ることが出来ても、子供は無理ですよね。
なぜこんなところに付けるのだろう・・・?
恐らく、右側が大理石風の洗面台、左側は、シャワールームなので、
穴を開けてペーパーホルダー付けるところがなかったんだろうなと。
でも、この家で暮らすのに、少しでも快適に暮らしたいと思い、色々考えました。
穴を開けたりはできないので、ペーパーホルダーを買って来てもつける所がありません。
そこで、
ハンガーで作っちゃいました。
ただ曲げるだけの簡単DIY。
ホルダーカバーは、なぜか日本から持参していました。
シャワールームの取っ手が使えそうだなと思ったところからの発明!
苦肉の策ですが、これで大人も子供もストレスなく使うことができました。
使う時のコツがあります。
新しくトイレットペーパーを挿し込む時、少し潰してから入れると、使う時にたくさん出過ぎません。子供は、引っ張り過ぎてたくさん出し過ぎる時があるので、少し楕円形にしておくと、適度に停まって使いやすいですよ。
カーテン
日本人は、夕方になるとカーテンをして、部屋の中が見えないようにしますよね。中国では、夜でもカーテンをせず、部屋の中が丸見えの家もたくさんあります。あまり他人の視線は気にならないようです。
この家では、リビング、子供部屋、来客室には薄い白カーテンと厚手のカーテンがついていたのですが、なぜか主寝室には、分厚い遮光カーテンしかついていませんでした。
寝る時は、遮光なので、部屋も暗くなり寝やすかったのですが、朝、起きてカーテンを開けると薄いカーテンがないので、部屋の中が丸見えで、着替える時に遮光カーテンをしてしまうと暗くなるし、開けたままだと向かいの棟の住人の視線も気になるし、紫外線もガンガン入ってきそう・・・
白いカーテンをわざわざ買うのもなーと思ってて色々考えた結果、
一時帰国の時に、コーナンに行って、お風呂の窓に貼るような目隠しフィルムを買いました。
主寝室の窓は、腰高なので、目隠しフィルムも2枚ほど買えば対応できました。水で濡らして貼るだけなので簡単ですし、退去の場合は簡単に外すことも可能です。これで、遮光カーテンを開けても部屋の中を見られず、尚且つ採光も入り、一石二鳥です。オーナーにも見せましたが、「いいですねぇ」と気に入ってくれました。私達が本帰国後に入居したママ友もそのまま使ってくれていました。
外窓と内窓
最後に、もう一つ。
上海の冬は日本並みに寒いので、オーナーが内窓を後付けでつけてくれています。
左側が最初からついている外側の窓、右の白い窓がオーナーがつけた内窓。
写真は、内窓を全開にして外窓は閉めている状態。
ですが、微妙に白い内窓が邪魔で、外窓の鍵がかかりません。
どうにかならないかなーと考えました。
が、どうにもなりませんでした(>_<)
この窓だけは、外の鍵は使わず、内窓の鍵だけで対応しました。
あきらめも大切です(笑)
見た目重視で使い勝手が悪かったりしますが・・・
日本がきっちりしていて、住みやすく快適なのに対し、海外のマンションは、そういう完璧でないのが当然なので、最初はイライラするかもしれませんが、でも次第に慣れていきますよ。自分で過ごしやすいように工夫してみるといいと思います。
これを読んで何かヒントになると嬉しいです。
覚えておくと便利な一言中国語
「没办法」「méi bàn fǎ」
「メイバンファ」
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