みなさんは、「駐在妻」と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
自由、優雅そう、お手伝いさんがいる、キラキラしてる、お金がありそう、気持ちに余裕がありそう、毎日習い事、友達とお茶、、、
時間があるのをいいことに贅沢三昧しているのでは?と、私もそう思っていました、実際に駐在妻となるまでは…
駐在妻は優雅でキラキラした生活を送っているの?
駐在妻は優雅でキラキラした生活を送ってるの?
答えは…NO!
毎日習い事にお茶、買い物なんて優雅に気の赴くままにお金を使っていたら、あっという間に資金が底を尽きます!
では、日本人駐在家庭は、アメリカ人と比較しても贅沢できるような収入を得ているのでしょうか?
答えは…NO!(少なくとも我が家は)
生活水準としては、日本の時と比較すると微増、というところでしょうか。日本では2馬力で働いていて、私の収入がゼロになった分、結果的に劇的に世帯収入が増加したという訳ではありませんでした。
アメリカに来てから、アメリカは裕福な国だなと感じることがしばしば。中流層と言われる人でさえ、日本人平均よりも潤っています。とんでもないお金持ちだってたくさんいます。
アメリカ人はそもそもの給与基準が高い上、自分で投資などで賢くお金を増やしているため、日本人よりよっぽどお金持ちなのです。
結局のところ駐在妻は、普通の日本の専業主婦となーんら変わりがありません。
平日は、家に一人でいたり、子供と遊んでいたり。友達がいれば、たまにランチを楽しんだり。休日は家族で出かける。そんな平凡な、代わり映えのしない毎日です。
私からしたら、日本でフルタイムで働いて、メリハリのある生活を送っていた時の方がキラキラしていたな、なんて思ってしまいます。
駐在妻のイメージを壊しちゃったなら、ごめんなさい(笑)。
収入が増えるのは事実。お金の使い道は?
ただ、駐在生活をすると、各種手当などで収入が増えるのは事実。では、日頃贅沢せずに何に使っているの?と思いますよね。
あくまでウィスコンシンという田舎の、私の周りの話ですが。我が家も含めて2通りの使い道があるようです。
1つ目の使い道は、貯金!
これは、使い道とは言いませんね(笑)。駐在期間中を絶好の貯金の機会と捉えて、堅実に貯金をしている方が多いように感じます。
アメリカドル収入は現地の生活や娯楽費に。日本円収入は手をつけずに貯金をしている家庭がほとんどです。数年の駐在生活で、日本円収入に手をつけなければ、かなり貯まりそうですね。
とはいえ、折角海外生活をしているのに、全部カツカツ貯金をするなんて、もったいないですよね。
そこで、2つ目の使い道。それは、旅行!
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まず、日本と比べて長期休みが取りやすい!その長期休みを利用して、夏と冬の年2回ほど、アメリカ国内旅行(もしくは近場のカナダやカリブ海)にいく駐在家族が多いです。
国内旅行といったってそこはアメリカ。日本とは違う文化、風景が広がっています!アメリカに住んでいる時にしかできない経験に、年2回、どかんとお金を使っています。
もちろん、旅行の前は節制。旅行のためにも、貯金は必要です。
そんな訳で、日頃から買い物三昧、贅沢三昧と散財している人はあまりいないと思います。
駐在妻って、正直暇で、とにかく時間があります。
じゃあ、日頃は何をしているかって?私は、お裁縫やアンティーク集めなど、普段日本ではしなかった新規の趣味などに時間とお金を費やしています。
けれどこれも、優雅、キラキラ、贅沢とまではいかないかな、と。日本での飲み会代を考えれば、こんな新規の趣味も安いものです。(笑)
駐在妻(専業主婦)はアメリカ人からはどう思われているの?
結局、駐在妻が優雅そうに見える!というのは、「給料が増える」という情報からきたものなのではないでしょうか。
給料はもちろん増えるけど、アメリカという国に入ってしまえば、優雅、キラキラとは程遠い、かなり平均的な(より少し良い)生活を送っている駐在家庭が多いのが事実。
少なくともアメリカ(の、ウィスコンシン)では、そこまで優雅でキラキラしている駐在妻さんはお見受けしません。
もし、周りにそんな優雅な駐在妻さんがいらしたら、ぜひ私までご一報を…(笑)
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