ウズベキスタンに駐在してから、スーパーやバザールで今まで日本で見たことのない乳製品を目にすることが多くあります。
少し調べてみると、ロシアでも同じように乳製品が豊富で、同じような乳製品が売られているようなので、もしかするとウズベキスタンが旧ソ連だったことも影響しているのかもしれません。
そこで、今回はウズベキスタンに売っている種類豊富な乳製品についてご紹介します。
乳製品がずらり
写真を見ていただけると分かると思いますが、どこのスーパーに行っても乳製品コーナーではいろんな種類の乳製品が売られています。
写真のスーパーは規模がそこまで大きくないですが、ご覧の通り一面が乳製品です。写真には写っていませんがこれの2、3倍乳製品コーナーがあります。
もちろん大きいスーパーになればこれよりももっと広い乳製品コーナーが。
写真はヨーグルトコーナーですが、ヨーグルトだけでもいろんな種類、味があります。
日本では見ない乳製品たち
日本同様、ウズベキスタンでも牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品が売られていますが、他にもたくさんの乳製品が売られています。
そこで、ウズベキスタンに売られている乳製品をいくつかご紹介します。
★スメタナ(сметана)
まずひとつめはスメタナ。こちらは日本でいうサワークリームです。
ただ日本のサワークリームよりもやわらかく、どちらかといえばヨーグルトに近いものが多いです。
ロシアではスメタナをボルシチやビーフストロガノフに入れるように、ウズベキスタンでも料理のアクセントとして使われるようです。
日本ではあまりサワークリームを食べたことがなかった私ですが、トマト煮込みの上にのせたり、黒パンに塗って食べたり、スメタナはいろんな料理や食材にあうのでいつも冷蔵庫にストックしています。
★ケフィール(Кефи́р)
ケフィールと聞けば、聞き覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんが、日本では「ケフィア」として知られています。
善玉菌とイーストとを配合した粒子を含む発酵乳飲料で、無糖、加糖、子供向けのフルーツ味のもの、たくさんの種類が売られています。
体に良いとのことで、ウズベキスタンでは子供からお年寄りまでたくさんの人に飲まれているようです。
ただ、飲むヨーグルトよりも酸っぱく、ドロっとした飲み物で、好き嫌いが分かれそうな健康的な味です。笑
(ちなみに・・・個人的にあまり好きではないです。笑)
★トヴァローク(творог)
こちらは日本でいうカッテージチーズに近い食べ物です。
日本のカッテージチーズよりも水分量が少ないモソモソした食感です。
そのまま食べたり、料理にのせたり、また、砂糖をかけてデザートとして食べるようです。
私はこのモソモソ感があまり好きではないので買わないのですが、棒状のトヴァロークをチョコでコーティングしたシローク(сырок)というお菓子があり、これはおいしいのでよく買います。
売り場では冷蔵されていたり、冷凍されていたり、店によって様々ですが、冷凍されているものはチーズ味のアイスのようでとてもおいしいです。
★カイマック(Каймак)
カイマックは日本の生クリームに似ており、牛乳の脂肪分から作られています。
乳脂肪分が高いため、液体よりも固形のものが多く、パンなどにバター代わりとしても使われるようです。
私はクロテッドクリーム代わりとしてスコーンにつけて食べるのが好きです♪
生クリーム探しに苦戦・・・
そんな乳製品豊富なウズベキスタンにもなかなか見つけられないものがあります・・・それは生クリーム!
ウズベキスタンに駐在してから、時間に余裕があるのでよくお菓子作りをするのですが、生クリーム探しには大変苦労しました。
こんなに乳製品豊富であれば生クリームぐらい売ってるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、最初は私もそう思い、きっとロシア語が読めないから見つけられないだけだろうと思っていました。
ですがいろんなスーパーに行って探しても見つからず・・・生クリームに近いカイマックで代用してみようと試しましたがうまくいかず・・・(カイマックはまず泡立ちません)
最近やっと大きなスーパーで輸入品ですが、見つけることができました。(写真がその生クリームです!)
ただ、ウズベキスタンでは今まで売っていたものが急にスーパーからなくなることはしょっちゅうあることなので、生クリームが店頭から消えないよう願うばかりです(笑)
乳製品好きにはたまらない!?
種類の豊富さからも見て分かる通り、ウズベキスタンの人々は乳製品が大好きだそうです。
今回ご紹介できていませんが、ウズベキスタンでは他にも日本ではお目にかかれない乳製品がたくさん売っています。
私自身まだ全ての種類をコンプリートしたわけではないので、これからどんどん挑戦!?していこう思います♪
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