上海生活くらべてみました。変化したこと、注意するべき点とは?~前編~

私が上海に駐在したのは、もう10年も前のことですが、毎年のように上海に行っているので、中国の成長を感じたりもします。今回は、日本との生活の違い、日本より便利だなと感じたこと、日本より進化してること、当時と2019年現在とで、比べながら書いてみたいと思います。

レジ袋は有料

日本は、来年の4月1日より、レジ袋を本格的に有料化するような話になっていますが、素晴らしいことに、上海では、10年前には既に有料化していました。スーパーやコンビニで買い物しても、基本的には、袋がつきません。市場ではもらえる時ともらえない時があります。日本以上に上海の方が、当たり前だったので、当時感心した記憶があります。

ちなみに、ディズニーランドのお土産屋さんで商品を買った時、ディズニーの絵が描かれた袋、日本だと、ちょっと多めにもらったりしますよね。

お土産に配る用+予備用って感じで・・・

実は、上海ディズニーでは、この袋も有料なんですよ~、ちゃっかりしていますよね。「多めにください」なんて言ってしまうと、その枚数分支払うことになるので、必要な枚数だけ言うことをお薦めします。1枚2元(日本円約35円)です。

ただし、こちらの紙の袋は、無料で何枚でも頂けますよ。

そして、東京ディズニーなら大中小様々なサイズがありますが、上海ディズニーでは、袋の大きさは1種類だけです。小さいサイズがないのがとても不便です(>_<)

これだけ早くからレジ袋有料化を徹底していたことは、優秀ではないでしょうか?

レストランの食べ残した物は、お持ち帰り可能

海外旅行に行った時にいつも思うのは、1人前の料理の量が多いこと。ドリンクのサイズでさえも多くて、多いけどお得だわ。と感じていました。

上海で外食するといつも量の多さにびっくりです。中国人って食べる量が多いのかな?なんて思ってたこともありました。

でも、こちら中国には、「打包(ダーバオ)」というシステムがあり、

スープとかでなければ、気軽にお持ち帰りができます。もちろん容器も無料です。

それを教えてもらってからは、食べきれないなと思った時は、前もって別の皿に除けておいて、打包していました。

「持って帰ったものは、いつ食べるの?」と先生に聞いたことがあります。

すると、「翌日の朝ごはんにしたり、お弁当に入れたりしてるよ。1食分浮くでしょ?もったいないから・・・中国人は皆そうやって節約してるのよ」

日本的な考えだと、食品が悪くなる心配があって、店側もNOがほとんどですが、中国ってホントに物を大事にする考えがあって、店側も心よく包んでくれます。

ただし、寿司や刺身などの生ものや、茶碗蒸し、スープ、食べ放題で食べ残した物は、NOです。

中華料理って大皿で円卓に並べられていますが、これも残ったりすると、持って帰りやすいものは、持って帰っていました。春巻きとか、炒飯とか火の通ったもので・・・いくら打包できると言っても、夏場は危険なので、その辺の見極めは大事です。

この打包というシステム、私は好きです。

これからゴミの分別が厳しくなる

当時、上海では、燃えるゴミ、燃えないゴミ、プラスチックゴミなどの分別回収がなく、なんでもまとめて袋に入れて出せました。それは便利と言えば便利だったのですが、正直、乾電池やスプレー缶を捨てるのも、とまどったこともあります。

そして、2019年7月1日より、上海にもようやくゴミ条例が施行されることになります。大きく4種類に分けられていて、

赤箱・・・有害ごみ

青箱・・・燃えるゴミ

黒箱・・・その他

茶箱・・・生ごみ

となるようです。今までごちゃまぜに捨てられて楽だった分、分別しなければいけない手間は大変かもしれません。上海市民がちゃんと分別できるようになるまでどれくらいかかるか気になります。守らなかった場合、罰金もあるようです。

そして、それに輪を掛けて、ホテルのアメニティも6種類廃止になります。

  • 使い捨ての歯ブラシ
  • ボディタオル
  • カミソリ
  • クシ
  • 靴磨き
  • 爪ヤスリ

上海に出張でよく行かれる方は、なるべく荷物を減らしたいのに、これらのアメニティがなくなると不便ですね。私は、高級ホテルのアメニティは好きなので、これらがなくなると楽しみも減った気持ちになります。

2019年7月1日以降に旅行や出張で上海に行かれる方は、必要な物は、持参を忘れずに・・・

バス停の進化にびっくり!

当時、上海のバス停って時刻表が書かれてなくて、立ってても、既に行ってしまったのか、まだ来ていないのかが分からなくてとても不便でした。

30分待ちぼうけの時もありましたし、せっかくタクシー代節約のためにバスに乗りたかったのに、時間をロスして後悔したこともあります。

それが、今では、見事な変貌を遂げました。

時刻表は、完全にデジタル化し、今バスがどこにいるか、あと何分で到着するかまできっちり表示されるようになりました。

日本のバス停は、時刻表通りに来るので、その時間前に行けばいいですが、上海のバスは、”何分に来ます。”と事前に把握できるようになったことが、一番の進化だと思います。ホントに便利になってよかった。

更に便利になったことは、レンタル自転車の出現

本帰国後に、このレンタル自転車が出来ました。どれだけの人の生活が便利になったことでしょう。ただ、決済方法がスマホ決済のみなので、駐在していない日本人には、本人認証が難しく、なかなか利用することができなかったのですが、ようやく去年から利用することができました。

乗りたい時に借りて、降りたい時に返す。こんな合理的な乗り物が出来て、生活の変化に感動しまくりました。地下鉄の駅やバス停のないところに行く際、今まで歩いてた自分が信じられません。渋滞に巻き込まれないのもいいです。

ただ、最近問題になっているのは、故障車の廃棄処分。山積みになった自転車の墓場をTVで見た時、なんだかなぁ・・・と思ったのでした。これをクリアできれば完璧なのになぁ。

モバイクについて、去年までは30分1元でしたが、2019年5月より15分1元に値上げしたようです。

借りる前に、タイヤがパンクしていないか、ブレーキが利くか、サドルの調整ができるか確かめてから借りてくださいね。

キャッシュレス決済の普及が急激に進んだ

日本では、2019年は、キャッシュレス元年になる。とも言われていますが、どうなるのでしょうか?私的には、色々ありすぎて使いにくいです。

もうちょっと統一してほしい。

中国では、この5年で急速にキャッシュレス決済が普及し、もはや持っていなければ生活しにくくなりました。それまでは、財布をスリから守ることが大事だったのが、今は、スマホを守ることが大事になっています。パスワードが必要なので、例え盗まれても、現金は無事だという安心感がよいです。

そして、中国は、現金以外の支払方法は、微信支付(WeChat Pay)か支付宝(ALIPAY)、昔からあった銀行カードのデビット払い(UnionPay)となっていてとてもシンプルです。

日本がクレジットカード社会に対し、中国は、そもそもクレジットカードが普及していなかったので、現金以外では、銀行口座から直接落ちるデビット払いが主流でした。なので、”まとめて後払い”システムには慣れておらず、このスマホ払いで直接チャージから落ちるシステムの方が浸透しやすかったのかなと思います。

ただ、微信支付の場合、旅行者が登録するためには、本人認証にクレジットカードが必要で、ただクレジットカードでチャージには対応しておらず、誰かに送金してもらわないとチャージができません。これが一番やっかいです。私は、上海在住のママ友に現金を渡して送金してもらいチャージができました。

支付宝の場合、中国の銀行と紐づけをしないといけないので、旅行者の場合は、難しいです。

いずれも駐在される方は、ご自身の銀行口座を登録することで利用できると思います。

偽札防止のためにも、キャッシュレス決済は、流行るべくして流行ったと言えます。

ますます便利になることを実感した上海

地下鉄やショッピングセンターがどんどん増えて行って、ますます都会になって行く上海。生活もより向上し、日本人にとっても暮らしやすい街だと思います。あまりにも中国の急成長に追いつけないこともありますが、旅行で行く人もこれから駐在される方も安心して行ってください。

覚えておくと便利な一言中国語

「可以打包吗?」

「kě yǐ dǎ bāo ma?」

「クーイーダーバオマ?」
「お持ち帰りできますか?」
レストランで食べ残した料理をお持ち帰りしたい時に聞く一言です。
基本的には、「可以」「できます。」と言って頂けると思います。

 

 

いいね 0
読み込み中...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。