日本人駐在妻は、子供がいないと結構暇です(暇ではない人、ごめんなさい)。
海外の奥さんとかは帯同で働けているのに、なんで日本はダメなんでしょう??
なかなか日本人社会では女性が普通に働くって遠いな~としみじみ思いつつ、
せっかくガーナにいるので安全な範囲で探索しようと、友人たちと出かけてみました。
意外と知られていないアフリカンビーズ
ビーズと聞くと、女の子だと小さいときに買ってもらってブレスレットやネックレスを作ったりした
小さいビーズを思い浮かべるのですが、ガーナのビーズは違います。
いらなくなった瓶を再利用していて、石っぽい感じの固さくらいで、大きさも小石程度。
デザインもアフリカンカラーで存在感あるビーズです。
歴史をたどっていくと、18世紀前後あたりにヨーロッパからビーズは輸入されて、
悲しいことに、奴隷貿易での交換としてでも使われていたようですね。
その後、ガーナでも製造されるようになりました。
結構地位の高いガーナ人がネックレスとブレスレットのセットで身に着けていたりするので、
地位の象徴でもあるようですね。
もちろんアクラでもマコラマーケットに行ったりすれば買えますが、
せっかくなのでビーズの本場の町に行ってみました!
木曜午前しか開かれない激レアなビーズマーケット
アクラから車で3時間程度のところにコフォリドゥアという町があって、
毎週木曜の午前中にビーズマーケットが開かれています。
木曜午前というピンポイントなので主人と買い物に行くには厳しい日程。
結構買い付けにくるようなので、その人達にとっては普通ですけどね。
雇っているドライバーさんに運転をしてもらい、しゃべりながら皆で遠足気分で行くにはちょうど良い場所です。
ドライバー歴が長いドライバーさんなら、行き先を言えば、何となく道がわかるので、
途中道を聞きながら行く感じです。
片道3時間強で、トイレ休憩は難しいので水分の摂取は調整ください笑
アクラを8時過ぎに出発し、朝の通勤ラッシュとは逆方向なので、
問題なくアクラを出て(反対の車線は大渋滞で全く動いてなかったですが)、
色々山を越えたどり着きました。
ビーズマーケットでの買い物
めちゃくちゃ店が出ているというわけでもなく、見る側としてはちょうど良い規模のマーケット。
観光客なども来ていて、有名なんだなと思う場所です。
普通のビーズなら、小さいビーズのブレスレットで1GHC(約20円)、
少し大きいので3GHC(約60円)で購入可能です。
ただ、ビンテージビーズというのがあって、それは余裕で一玉100GHC(約2,000円)以上します。
そこまでのものは欲しくないので、3GHCのブレスレットで私は満足。
ちなみにここは値切りができないマーケットです。
また、商品を触るとキレるおばちゃんもいるので、気を付けてください。
ガーナビーズのみでなく、マリのビーズやナイジェリアのビーズなども売られています。
ビーズ工場の見学はしませんでしたが、ここにはビーズに使う空き瓶等が散乱?していました。
↑この白い球は、ビーズを磨くのに使います。
ガーナビーズは、同じ柄を一つにしてブレスレット、ネックレスにしていいることが多いので
何個か買って、自分でそれをばらしてアレンジして作っても良いかと思います。
時間をかけてきましたが、ここには1時間くらいいれば十分です。
帰りはホテルロッジでランチ
朝早く出て長旅をして~トイレも行きたいな~というときは、
帰り道、ちょうど良いところにホテルロッジがあります。
コフォリドゥアを出て、アクラに帰る途中にアブリという町を通ります。
そこに「Hill buri」というホテルロッジがあるので、
立ち寄ってみてはいかがでしょう。
ガーナクオリティなので期待せずに!
メニューには、なぜかガーナなのにナシゴレンとかもありました笑
あと、大きいサンドイッチ(Subwayのサンドイッチのような)を人数分に切ってほしいと注文時にお願いしたのに、予想通りにそのまま出てきて、
厨房で切ってもらえるか聞くと「サンドイッチだから切れないよ」
と意味不明な答え。
”何なら切れるのよ”笑
と思いつつ
「ここの箇所で切ってほしいだけよ~」と言っているのに頑なに
「サンドイッチだから切れない」と拒否され、
他の店員さんが着たので聞くと「いいよ~」とさらっと厨房で切ってくれました。
何だったんだ笑
Theガーナを味わえるビーズマーケットですが、
最近ガーナは治安が良くなく、外国人が拉致される事件が増えているので、
遠出するときは現地の情報(ニュースや大使館情報)等を確認してから出かけてくださいね!!
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