駐妻さんが一時帰国する時にいつも悩まされるのがお土産です。
中国って聞くだけで敬遠される方もいらしゃいますし、食べ物もまた然り。
上海は、物があふれる街なので、選べる種類はたくさんあります。ただ、お土産を渡す相手が気に入ってくれるかを考えるとなかなか難しかったりします。
今回は、無難なお土産が買える文具市場について紹介します。
文具市場は、駐妻さん御用達「豫園」にあります。
以前「豫園」で雑貨市場を紹介しました。文具市場は、その雑貨市場と同じエリアにあります。
市場と言っても想像より広くはなく、文具店が10店舗ほど固まってあるだけで、駐妻さん同士で「市場化」して呼んでいます。
現地の人に「文具市場どこ?」って聞いても分からないと思います。また、文房具市場と言ったり文具市場と言ったり、決まりはなく、私もその時によって、言い方が違ったりします。
本来の習字に使われる筆やすずりなどの専門的な高級文房具は、また別の場所にあり、ここで言う文具とは、子供から大人まで使える一般的なカジュアルな感じの物中心です
。駐妻さん達は、お子さんのいる方も多いので、キャラクターものだったり、価格もとっても安いので気兼ねなく買うことができます。
豫園の駅出てすぐのこのビルです。
こちらの2階と3階になります。毎回行くと、中の店が変わっていたり、同じ場所に前行った店がなかったりしますが、ビル自体はそんなに大きくないので、迷うことはないと思います。
1階の駐妻さん御用達のお店
まず、1階の小物類を売っている店で、当時流行っていた「アルファベットストラップ」を作りに行きました。
このお店は、何十人何百人?の日本人駐妻さんを相手に商売されている超有名なお店らしいです。私も先輩駐妻さんに教えていただき、一緒に来ました。
このようなパーツがたくさん売られていて、オリジナルで作ることができます。
アルファベットや飾りのパーツを選んでいる時が一番楽しいです。1個2元(当時のレートで30円ほど)という安さもありがたい。
完成品がこちら。名前なので、ボカシを入れていますが、キラキラでとってもかわいいです。
携帯のストラップにしたり、習い事のバッグやランドセルにつけたり、保護者証を首からぶら下げるストラップなど、その場ですぐに作って頂けるので、簡単便利な手作り品です。
日本の半額以下で作れるのではないでしょうか?オリジナルなのでお土産にも最適だと思います。
中国語が苦手な方も基礎的な言葉を知っていれば大丈夫です。お店の人も慣れていらっしゃいますよ。
2階、紙バッグの専門店
このような紙バッグは、1つ100円しないので、日本の百均より安かったりします。
日本だと、服などの商品を購入した際にその店のロゴが入った紙バッグに入れてくれたりしますよね。
それを再利用することも多いと思いますが、中国は、まず商品を買った時に、紙バッグに入れてくれるサービスが少ない気がします。
贈答品の箱入りお菓子を買ったりすれば、紙バッグに入れてくれたりもしますが、基本的に市場で商品購入してもちゃんとした袋に入れてもらえませんし、お買い物バッグは持参必須なので、ちょっとしたプレゼントを渡す時の紙バッグが欲しかったりするんです。
そんな時は、ここで調達すれば、とてもかわいい紙バッグを手にすることができますよ。
お誕生日プレゼントを入れたり、本帰国される方へのプレゼントを入れたり、何かと使えます。
定番中の定番、筆記用具専門店
お土産に嵩張らないものとして、筆記用具はとてもお薦めです。中国っぽいキャラクターものもありますが、日本人ウケするかわいいものもあります。
ここのお店は、お値段の掲示があります。なので、中国語ができない人も気軽に買うことができます。ただ、いくらか分からないものもあるので、それは、お店の人に聞いた方がいいです。
レジでは、バーコードを通して金額を読み込むので、ふっかけられることはありません。安心ですね~。店は、何店もありますが、大きな店は、レシートもくれますよ。
店の取り扱っているブランドも違うので、色々廻ってみるといいです。
当時流行っていた、韓国の猫のキャラクター「choo choo」もたくさんありました。韓国の文具でもmade in chinaなんですよ。
お土産用に買っていたので、手元に買った商品が残っていないのですが、探して出て来たのがこれです。「choo choo」はメモ帳や定期入れ、ペン、付箋などとてもかわいくて、たくさん買いました。
ウサギのボールペンは、この翌年がウサギ年だったので、たくさん売っていました。毎年干支のボールペンが出るようです。ウサギはかわいいけど、ヘビとかどうなんやろ?買う人いるんやろか?
便箋や手帳類もたくさんあります。ネット社会だから、手紙を書く機会もなかなかないですね。
お店によっては、1個売りをしてくれないところもあります。2018年に行った時は、交通カードに貼るシールを買いに行きましたが、1枚売りはダメで1シート12枚入りしか売ってくれませんでした。
なかには、購入失敗品もあり
当時、「ウルトラマン」の折り紙を見つけました。息子がさぞかし喜ぶだろうと思って買って帰りました。
中を開けてみると、
ウルトラマンとスポンジボブ?
いや、プリンセス?
よく見ると、折り紙ではなく、便箋やった(>_<)
買う時、まさか開けて確認するなんてこと思いつかないよね。
正方形だったら折り紙。と思う私が悪かったのか・・・
こういう所がやっぱり中国です。何が起こるか分からない不思議な国。
でもお値段もチープだから全然後悔とかなく、笑っておわり。
勉強代と思って、次の経験に活かせます(笑)
毎年上海に行ったら行きたい市場の一つです。
2017年に行った時は、フリクションも売っていましたが、お値段も日本より高かったです。日本のものは、日本で買うのが一番ですね。
ですが、ここに来ると、今流行りのキャラクターがよく分かります。
3年前は、アナ雪のグッズもたくさんありました。
上海駐妻さんも一時帰国前になると、お土産になるような商品を求めて、皆さん豫園に行かれます。
本帰国した私でさえも毎年上海に遊びに行った際には、必ず寄りたい市場となっています。特に何も買わなくても、見ているだけで楽しいです。
文具市場については、値段が書かれている店もあるので敷居は高くないです。ぜひ行ってみてください。
覚えておくと便利な一言中国語
「有没有红色的园珠笔?」
「yǒu méi yǒu hóng sè de yuán zhū bǐ」
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