みなさんは、英語が得意ですか?
アメリカ駐在の帯同が決まった時、私は挨拶くらいの英語力しかありませんでした(笑)
楽天家の私もさすがに不安で、英会話学校に通ったり対策をしていました。
言語の問題は駐妻のみなさんに多かれ少なかれあるし、一番不安な人も多いのでは?
そんな駐妻にはかかせない英語の不安についてお話ししたいと思います!
どうにかなる、は危険?
「ボディーランゲージでいけるんじゃない?」
「グーグル翻訳とかあるじゃん」
渡米前に友人に言われた言葉です。
確かに身振り手振りで簡単なことなら通じそうだし、スマホの翻訳機能に頼ればいいか。
な〜んて、楽天家の私は甘く考えて英会話学校のレッスンもそこそこにしか受けず渡米しました。
現在渡米して1ヶ月あまり。
言語ができなくても問題なかったのか、というと・・・
問題大アリです!!
本当に困った!体験談
今本当に困っているのは、SSN(Social Security Number)の申請です!
SSNは社会保障番号のことで、これがないとあらゆることができません。
自動車免許取得や銀行口座開設、クレジットカード申請など生活には欠かせない物を取得するのに必須な物です。
「それだけ大事なことなら、手続きだってお役所がちゃんとやってくれるんでしょ?」
日本の感覚だとそうですよね。
でもここはアメリカ。本当自由の国。
というわけで、かなりルーズな対応です(笑)
申請にはまず、SSA(Social Security Administration)に行かなくてはいけません。
これは申請のためのオフィスで市の中に何箇所もありますので、行くこと自体は簡単です。
でも、オフィスはたくさんあるはずなのに、すっごくすっごく混雑します!
2〜3時間待ちは覚悟しないといけません。(まるでディズ◯ー)
それだけ待って、やっと面接。
面接は必要書類に不備がないか確認するだけですが、その質問も正確に答えなくちゃいけないのですごく緊張しますし、何言っているか全然わからず。。
見かねた夫が通訳してくれましたが、最終的には本人と話す必要があるので通訳の方に入ってもらう始末。
とっても悔しい恥ずかしかったです。
そんなこんなでなんとか申請。
あとは2週間後に届くのを待つだけ、のはずでしたが・・・
1ヶ月経ってもまだ届かない。
さすがにおかしいと思い、電話するけど15分待ちと言われて20分待っても繋がらない。
メールしても、状況は教えられないのでオフィスに行けといわれるのみ。
駐在仲間の奥様に聞いても遅れても1ヶ月くらいで届いたと・・・。
仕方ないので、オフィスに明日行く予定ですが、今度は一人で行くことに。
挨拶しか出来ないのにSSNの進捗状況確認と今後の指示をもらいに行かなくてはいけないなんて・・・
私、結構チャレンジャーです(笑)
もうこうなったらGoogle翻訳に頼って行くしかないのですが、本当に大ピンチの状況です。
英語ができないことは死活問題だ、とわかっていただけましたでしょうか?
みなさんには英語の勉強を強くお勧めします!
日本で失敗した英語学習方法
先ほど少し書きましたが、渡米前に英会話教室に通っていました。
なぜ英語学習方法に英会話教室を選んだかというと、自分の英語レベルが全くわからなかったからです。
英語は大学の一般教養で学んだ以来習ったことがなかったですし、TOEICも受けたことがありませんでした。
ですので、何がわかってないのかどこから手をつければいいのか途方に暮れてしまい、手軽にレベルチェックしてくれて教材も用意してくれる英会話教室に通うことにしたのです。
実際に通ってみて、「これなら自分もできそうだな」とある程度の自信は持てましたし、自分が目指すレベルに到達するためにどれだけ勉強が必要かもわかり、その点は良かったと思います。
ですが、挨拶しかできない→日常会話がなんとかできる、までレベルアップするにはかなりの時間を要します。
実際に私が提案されたのは6ヶ月以上のコースで基礎からみっちりと勉強するものでした。
しかし、駐在に帯同するか決めたのは4ヶ月前。
さらに私の場合は、結婚式の準備も一人で進め、仕事もしている状態。
その上、渡米の手続き、ビザ、引っ越しと毎日が嵐のようでした。
こんな状態では英語をまともに勉強する時間的余裕はさることながら気持ちの余裕がありませんでした。
みなさんも、ここまで重ならなくても駐在の帯同準備は本当に大変だと思います。
こういった状況から、時間に余裕がある方以外は英会話教室はおすすめしません。
日本でやっておけば良かった英語学習方法
日本でやっておけば良かったなー、と思う英語学習は厳選したフレーズの暗記と発音です!
「スピーキングじゃないの?」
と、意外に思われるかもしれないですが本当にやっておけば良かったと後悔してます。
まず厳選したフレーズの暗記ですが、これは「厳選した」というところが重要です。
参考書に載っているものを覚えるのでは意味がありません。
ここでいう「厳選した」というのは、「自分が絶対使うだろうもの」という意味です。
道を聞くフレーズや名前を聞くフレーズを参考書ではよく見かけると思います。
でも、本当にそれ使いますか?
道はスマホで調べればわかるし、初対面の人に名前聞かないし、ましてや趣味はなんですか、とか聞かないですよね?
それよりも、レストランでのオーダーやお店のレジでの会話の方が渡米してすぐに使いますよね?
実際に私も渡米してからこういったフレーズを調べて、何度も繰り返し練習して使っています。
これが最初から分かっていれば、もっと生活しやすかったなぁと思います。
是非、自分オリジナルの厳選したフレーズを練習してください!
次に発音です。
フレーズはとっても大事ですが、発音が悪いと全然通じない。
通じても返事が聞き取れない。
こんな現象が起きます(笑)
発音が悪いと通じないことは想像がつきやすいかなと思います。
しかし返事が聞き取れないのも発音の問題です。
なぜかというと自分が発音できない言葉は聞き取れないからです。
私も渡米するまでそういうものだとは知らなかったのですが、実際にネイティブと話してみてそれを実感しました。
知っているはずの単語でも、発音できない音は違う音に聞こえて聞き取れません。
発音の勉強もYOUTUBEとかで簡単にできるので、こちらも是非TRYしてみてください!
結局は・・・
駐妻(アメリカの場合)にとって英語は必須です。
ボディーランゲージや単語の羅列、スマホ翻訳機能でどうにかなるのは旅行だけです。
日本での時間も限られていますので、効率よく本当に使える英語だけを勉強しましょう!
もしそれでも不安であれば、渡米してからでも公共機関が主催するadultschoolでSecond Language Englishも無料〜30ドルくらいでたくさんあります。
また、日本の参考書が欲しければLAのリトルトーキョーには「紀伊国屋」やコスタメサには「BookOFF」もありますので大丈夫です。
せっかくの駐妻生活を満喫するためにも英語を習得しましょう!!!
やはり勉強をしておかなくてはいけませんよね!よく「行けばなんとかなる」という話を聞きますが、「なんとか」という言葉の捉え方の違いかなと思いました。気軽に言う人は多分楽観的な考えの人で、まじめな人は現地に行って焦ることになるように思います。
Lさん
そうですね、人それぞれ捉え方が違うのでできる限りの対策は取っておくといいですね。