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上海駐在でお手伝いさん(アイさん)は雇える!雇い方と注意点

上海赴任が決まった後、私は日本人駐在員が中国でお手伝いさんを雇って暮らしているということ自体を知りませんでした。

そういうのは、フィリピンとかタイやバリなどの国での話だと思っていました。

そして、お手伝いさんを雇うなんて私の中では言葉の壁や盗難などの不安もあり、きっともっと先の事だと思っていたのです。

そんな我が家がアイさんを雇うことになったいきさつやアイさんについて書いてみます。

アイさんとは

中国語で「阿姨」と書いて「あーいー」と読みます。

意味は、電子辞書には

①子供が母親と同世代の女性に対して用いる呼称→おばさん

②お手伝いさんに対する呼称

と書かれているのですが、日本人駐妻同士の会話では呼びやすいので、「アイさん」と呼んでいます。アイさんに呼びかける時は、「あーいー」と言えば、振り向いてくれます。(アイさん→本来なら、おばさんさんになってしまいます。)「アイさーん」と呼んでも振り向きません。(日本語が分からないアイさんがほとんどです。)

どんな仕事をしてもらうのか?

部屋のお掃除、お洗濯、食器洗い、買い出し、料理、子守り、子供の送迎、子供の遊び相手となんでもありです。

基本的に家事全般やってくれます。

勤務日数や時間は?

各家庭によって違いますが、だいたい他の家庭とシェアして、週2,3回、また午前だけや午後だけという時間帯にも分けられています。

週5フルタイムの家庭もありますし、住み込みで働いているアイさんもいらっしゃいます。

我が家は月木の週2回、お昼12時30分~17時30分まで1日5時間勤務してもらっていました。

どうやってアイさんを見つけたか?

私の場合は、幼稚園の友達が声を掛けてくれました。「本帰国される方がアイさん雇ってくれる人を探しているんだけどどう?」後日その方のお宅に面接に行くことになりました。

我が家は4月に赴任し、ようやく3か月が過ぎ、生活にも慣れて来た頃でした。ほとんどのご家庭でアイさんがいらっしゃったので、いつも話を聞いていました。私も部屋が広すぎて毎回掃除が大変だなぁとか、こういう時にアイさんがいたら助かるのになぁとか、友達の家に遊びに行った時に、そういうこともアイさんにやってもらってるんだ。とか皆さんのアイさんの話を聞いて、とても興味を持ってたので、ちょうどいい機会かなと思ったからです。

あとインターネットの掲示板や、マンションの掲示板などを活用されるといいと思います。

面接の時の話

お邪魔した駐妻さんのお宅は、7月末に退去で引越の片づけ真っ最中でした。

とても流暢な中国語で通訳してくれて、私の希望曜日や時間、場所、時給など、何を質問したらいいかすら分からない私にたくさんアドバイスしてくれました。

アイさんは全く日本語が分からないので、駐妻さんも普通の声で、「このアイさん、とてもいい人だから安心してね。うちの子供も大好きだったのよ。お薦めのアイさんです。」その言葉を信じて雇おう!と思いました。

7月に面接したもののすぐに夏休みに入ってしまうので、8月下旬から雇うことになりました。

偶然の出会い・・・

7月の炎天下の日、午前保育が終わり幼稚園に子供達を迎えに行った時のことです。

子供の横に保護者が立って並び、先生の帰りの会の挨拶をした後、さぁ帰ろうと思ったら、背中をトントンされました。

振り向くと先日面接したアイさんだったのです。私の顔を覚えてたことにもびっくりしましたが、他にシェアしている駐妻さんが同じ幼稚園にいたのです。

これはとても安心できると思いました。同じ幼稚園にシェアできる方がいると心強いです。

もし何かあったらそのママに通訳とか相談しようと思いました。

時給・給料について

当時の上海のアイさんの相場は時給12元~15元でした。日本円にすると時給180円~225円です。(2009年4月のレート)

この時給は、アイさんが英語、日本語、韓国語など外国語ができるだけでも変わります。また、アイさんにも職業訓練校があり、それを修了しているか、アイさんの仕事歴などで変わります。

毎年1回昇給もしますし、夏休みで1ヶ月日本に帰国していてもお給料が発生します。(アイさんにも生活があるので)

 

そして、旧正月には「紅包ホンバオ」と言ってボーナスも支給します。だいたい半月~1か月分の給料分です。

そしてそして、本帰国になった時は、こちらの都合で退職してもらうので、退職金を支給します。もし次のお宅がすぐ見つかっても、感謝の気持ちという意味で支給します。だいたい半月~1ヶ月分の給料分です。

 

我が家の場合は、時給12元で週2回1日5時間でしたので月9回で540元ですが、キリよく毎月550元支給していました。日本円で8250円。欠勤されたらその分引きますし、残業すればその分支給します。

2年目は、時給13元にupし月585元ですが、キリよく600元支給していました。2年目は円高の影響で1元12円になったので、一番安い時期で7200円でした。

 

当時私のアイさんは、3件のお宅で働いていました。1ヶ月合計2000元ぐらいもらっていると言っていました。

旦那さんのお給料は分かりませんが、朝から夕方まで、月~土曜まで働いて2000元かぁ(3万円くらい)と、結構体力勝負だし、それでもスーパーのレジより時給はいいし、(日系スーパーで日本語可能のレジの求人が時給8元でした。)中国って人件費が安いんだなぁとシミジミ思ったものです。

ところが今は、上海の物価も上がり、アイさんの時給も20元以上になっているそうです。2019年4月のレートが1元17円としても時給340円。時給30元としても日本円で510円。日本に比べたら断然安いし、やはり私なら雇いますね。

アイさんにしてもらっていたこと

お掃除

我が家は床平米が176㎡ありました。人生生まれてこんな広い家に住んだことがありません。

アイさんのいなかった時は、自分で掃除機、モップ、トイレにお風呂、シャワールームと掃除する面積も広くめんどうでした。

生活に慣れて外出が増えるともっと掃除する機会が減っていました(笑)

お友達の家に遊びに行ってアイさんがお掃除している姿を見て、やってもらえると楽だなぁと思ってたので、とにかくお掃除を第一にお願いしました。

洗濯

もともと洗濯するのは嫌いではないのですが、洗濯物をたたんでしまうのが嫌いでした。

私は夜洗濯を干して、翌日夕方取り入れる生活をしていましたが、アイさんが来る日は、「洗濯物を取り入れてたたむ。」というのをしてもらいました。

友達は、洗濯そのものを全てアイさんに任せていたそうです。午前勤務ならそれもアリだったかも。

我が家は昼から勤務だったので、夕方の洗濯物の取り込みと衣類をたたむのをお願いしていました。その中で給食のナフキンなどのアイロンもお願いしていました。

下着とか・・・最初はちょっと抵抗あったけど、慣れたらなんとも思わなくなりました。こちらの生活では、

下着見せるのが恥ずかしい衣類

という関係が成り立ちます。その話はまた書きますね。

お風呂

週2回のうちの1回だけお願いしました。

我が家は日本式の洗い場のあるお風呂だったので、通常のホテルのようなタイプではないので、洗い場を洗うのは大変だっただろうなと思います。

トイレ

毎回お願いしました。駐妻さんからのアドバイスで、トイレ用のぞうきんとフローリング用のぞうきんは分けること。とちゃんと言ってたので、問題なかったです。

ちゃんと教育されていないアイさんは、一緒にしちゃうので。

ぞうきんの色を分ける等して教えてあげるといいです。

子供部屋の片づけ

これは、子供のしつけに良くなかったのですが、お片付けをアイさんにお願いしていました。

小さいレゴのダイヤモンドがよくなくなるので、いつもアイさんに探してもらいました。

私が探しても見つからないものをアイさんが必ず見つけてくれるので助かりました。

食器洗い

食洗機が我が家にはなかったので、一番めんどうな家事でした。

アイさんが来る前日の晩御飯の食器は、わざと残して(水に浸して)おいたりしました。

元々手荒れもひどかったので、ゴム手袋必須なのですが、週2回でもアイさんに洗ってもらえたことがとてもありがたかったです。

アイさんは、皮膚が分厚く丈夫なのか、冬でも素手で水で洗うので、さすがにお湯使って~て言いましたが、謙虚な方だと感じました。

子守り

上の子を水泳教室に連れて行く時、送迎バスが幼稚園終わってすぐ門の前に停車して待っているので、下の子を連れて帰ってもらうためにアイさんにも幼稚園のお迎えの時に来てもらいました。

私がアイさんに下の子を渡して、上の子とバスに乗り込むと、下の子はまだ3歳だったのでいつも泣きながら抱っこして連れて帰ってもらっていました。

ところが1ヶ月もすると、下の子は自らバイバイと手を振ってくれるようになりました。

下の子も言葉が通じなくて大変だったと思いますが、これはアイさんの優しさのおかげだなと思っています。

子供の遊び相手

アイさんもお掃除や家事ばかりしていると疲れるので、ある程度家事が一段落する夕方には、子供と公園に行って遊んでもらったり、部屋で一緒に遊んでもらいました。

その間に晩御飯の準備ができ、ちょうどよかったです。

一番嬉しかったのは、上の子がコマなし自転車の練習をアイさんとしていて、アイさんのおかげで乗れるようになったことです。

 

夏の暑い日は、ちょっとの遊びで子供も汗びっしょりになるので、アイさんに子供のシャワーを手伝ってもらいました。アイさんにも、「シャワーしたら?」って何度も言ったことあるのですが、遠慮して一度も入らなかったです。着替えがないからか、シャワーの後、体が冷えるのが嫌なのか・・・

友達のアイさんは、こっちが言わなくても勝手にシャワーしてたことがあったそう。しかも着替えがないので、友達の服を勝手に着てたんですって!

 

私のアイさんは、自宅は安徽省なのですが、上海に出稼ぎで来ているので、小さいアパートに住んでいるらしく、部屋にシャワーがないそうです。普段は、タライにお湯を入れて、濡れタオルで体を拭くだけなんだそうです。

日本なら銭湯に行けばお風呂に入れるけれど、アイさんは洗面台で頭を洗っているそうで、我が家でお風呂洗うついでにシャワーして帰ってもらってもよかったのになぁといつも思っていました。家まで電動バイクで30分かかるので、シャワーした後に体が冷えるのが嫌だったんだろうと思います。

料理

毎回ではないですが、たまに料理も作ってもらいました。時には、材料の買い出しにも行ってもらいましたし、一緒に晩御飯の下準備を手伝ってもらうこともありました。

アイさんの一番の得意は、餃子で、子供達と一緒にたくさん作ってくれました。余ったら冷凍してました。家から手料理を持参してくれることもありました。

特に助かったこと

お友達の家に行った時に、上履きを洗っているアイさんを見かけました。

そっかぁ上履きも頼めばいいんや。

1人2足上履きを用意しておけば、アイさん来た時に洗ってもらえるよ。とアイデアを頂きました。なるほど~と思い、我が家も実践!

金曜日上履きを持って帰る→月曜日朝、もう1足の上履きを子供に持たせる→午後アイさん来たら、金曜日持って帰った上履きを洗ってもらう。

こんな感じで2足を使い回すことで上履きの傷みも少ないですし、週末忙しくても慌てなくていいし便利です。これは日本に帰ってからも実践しています。

面白かったのは、百均で買った「靴を干すハンガー」がとてもよく出来ていると感心されたことです。もちろん日本から持参してました~

我が家は、オーガニックのお米10kgを電話注文し、配達を頼んでいました。

でも私は電話でうまく中国語で注文できなかったので、紙に書いてアイさんに注文してもらっていました。←これもジェスチャーで伝わった(笑)

受け取りもアイさんのいる時間帯にしていたので、私が家にいなくても頼めたのがとても助かりました。

数か月に1回ですが、駐妻さんと飲みに行ったり、日本から身内が来て、上海の夜景を見に行った時は、アイさんに残業してもらい、家で子供を看てもらいました。

こんなことにもアイさんが・・・

幼稚園の春の親子遠足で水族館に行った時のこと、どう見てもおばあちゃんに見える中国人が子供と手を繋いでいたので、友達に「あの人はおぱあちゃん?」と聞くと、なんとアイさんだったのです。

クラスの集合写真でもちゃっかり笑顔で写っていて、お手伝いさんを親子遠足に参加させるのもアリなんや。とびっくりしたことを覚えています。

そのお母さんは、その時体調が悪かったのか別の用事でどうしても来れなかったのか理由は分かりませんが、そういう使い方もアリなんですね。

ですが、やはり我が子なので、私はそこまでアイさんにしてもらおうとは思わなかったですね。

アイさんの存在

駐妻さん同士ではよく、「実家の母のように使ってるよね」と言ってました。だんだん気兼ねなく頼めるようになりますよ。

最初言葉こそ通じませんでしたが、電子辞書とメモとペンを使い、ジェスチャーしながら会話しました。

少しずつ打ち解けて、会話もできるようになり、一番の中国語の練習相手になっていたと思います。今でもこのアイさんとは上海に行った時にお茶して近況報告し合ってます。

たった週2回でも我が家では、なくてはならない存在となっていました。

アイさんとのエピソードまだあるのでまた次回に書きたいと思います。

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