本帰国が決まると、引越し準備や送別会など忙しい日々が始まります。
そんな中で我が家が帰国に向けた準備として行ったことをご紹介します。必要な準備は家庭によってさまざまだと思いますが、これから本帰国を迎える方の参考になれば嬉しいです。
クリーニング
エアコン
シンガポールのコンドミニアムでは、オーナーから3ヶ月に一回エアコンのクリーニングを義務付けられているところが多いです。
我が家はいつも同じクリーニング業者さんに来ていただいていましたが、退去時もその業者さんにお願いして最後のクリーニングを行いました。
「〇月〇日にクリーニングしました」という証明書も退去時には必要となるので、きちんと保管しておく必要があります。
カーテン
部屋に備え付けのカーテンも、退去時には専門のクリーニング業者に出してクリーニングをしなければなりません。
お値段は張りますが、万一自分で洗濯をして縮んでしまったり穴をあけてしまったりしては大変なので、きちんと業者さんに出しましょう。
ただ、カーテンをクリーニングに出している間は当然カーテンなし生活になるので、環境によっては周りの目が気になります。
ちょうど旅行中にかぶるように日程を調整したり、目隠しできるものを用意したり、工夫が必要となります。
解約
水道・電気・ガス
コンドミニアムにもよるのかもしれませんが、我が家の場合は水道・電気・ガスはすべてSPサービスという会社が一括で行っていたので、一度の連絡ですべての解約が簡単にできました。
テレビ・インターネット・携帯電話
我が家は、こちらもスターハブという一社にすべてお願いしていたので、窓口がひとつでラクでした。レンタルしている機器やリモコンを返却するのも忘れずに。
コンドミニアムの内見対応
これが日本での引越しと大きく違うところです。シンガポールに引越してくるときに実際に物件探しをした人であれば覚えていると思いますが、シンガポールでは今住んでいる人の退去が決まると、オーナーがすぐに次のお客さん探しを始めます。
高い家賃なので、少しも間をあけたくない気持ちはわかりますが、自分が住んでいる場所にずけずけと他人が入ってきて家じゅうを観察していくのは気持ちの良いものではありません。が、こればっかりは決まりなので仕方がありません。
本当に用事があって都合のつかない場合は仕方がありませんが、それ以外はなるべくオーナー側からの内見の申し入れを受け入れて、オーナー側とのトラブルにならないようにする必要があります。
見知らぬ人たちの内見の回数を減らすためにも、なるべく部屋をきれいにして、部屋が魅力的に見えるようにアピールするのも手かもしれません。
日本の物件探し
日本に帰ってから、すぐに住める自宅がある人や、実家にお世話になりながら物件探しができる人は、シンガポールにいるときからの日本の物件探しは必要ないと思います。
でも我が家の場合は、物件の目星をつけておく必要がありました。新しく住む場所と実家の場所が離れていたので、実家にお世話になりながら新しく住む家の内見をするのが難しかったからです。
我が家は本帰国後、その足で新しく住む地域に2泊し、その2泊の間に内見をいっきに済ませて住む場所を決めてしまう予定だったので、シンガポールにいるときからネットで物件探しをしました。
本帰国の日程に合わせて内見ができるように、あらかじめアポイントをとっておいたおかげで、短い期間での物件探しがスムーズにいってよかったです。
最後に
本帰国前は、引越し準備や新しい生活への準備などバタバタとしますが、貴重な駐在生活に思い残すことがないように、やりたかったことをできる限り楽しんでおくことも大事です。
私は最後に、大好きなシンガポールの飲茶を食べ尽くしたかったので、気になっていたお店はほとんど回りました。
それから、シンガポール最後の日はずっと泊まってみたかったマリーナベイサンズに宿泊し、シンガポール生活を振り返りながらゆっくりと過ごしました。最後にとても素敵な時間を過ごせて、駐在生活の良い締めくくりとなりました。
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