マレーシアに駐在することになった時に感じたのは、やったー、といった感じでした。
それまでは、海外はおろか、地元から出たこともなかったので、とにかく嬉しかったです。
ただ、駐在が決まった時点で、小さな子供が二人おり、子どもたちに友達ができるかどうか不安でした。
同じような不安を抱えている方たちのために、私のマレーシア駐在経験が参考になれば嬉しいです。
案ずるより産むが易し、子どもの友達もすぐにできました。
駐在妻同士のつながりは、日本での幼稚園や小学校などのつながりよりも、かなり濃い感じです。
やっぱり、海外では、日本人がマイノリティとなるため、日本人同士のつながりが強くなるのかもしれません。
私たちの住んでいた、デサパークシティというエリアには、インターナショナルスクールや小さなショッピングモールも入っており、日本人に会う機会も少なくなかったです。
そんなわけで、うちの子供たちも、すぐに同じマンションに住んでいた、同世代の子どもたちとすぐに友達になりました。
日本に帰国してから4年以上は経つのですが、いまだに子どもたちは、マンションのプールで友達と遊んだことが楽しかったので、また行きたいとせがんできます。
最初は、同じマンションかつ同じインターナショナルスクールに通っていた2家族との交流でしたが、あっという間にその輪は広がり、十数家族との家族ぐるみの付き合いとなりました。
先輩駐在妻たちからは、マレーシア生活について、色々と教えていただいて本当に助かりました。
また、個人的な感覚としては、日本人同士の交流も日本での交流に比べると比較的あっさりしていて、自分の(もしくは、子どもたちの)参加したいイベントだけに参加するというスタンスの方が多かった気がします。
私自身、人付き合いが苦手な方なので、人と会うのが億劫になることもありましたが、イベントに何度か参加しないことが続いても、お誘いが途切れることもなく、たまに参加しても、それまでと変わりなく接することができたと感じています。
やはり、常夏のマレーシアに駐在するうちに、皆さんの考え方も鷹揚になってくるのかもしれません。
郷に入っては郷に従え、現地人との交流
日本人同士のつながりはできても、せっかく海外生活をするからには、現地の人たちとの交流も楽しみたいですよね。
そんなわけで、旦那の同僚の中華系マレーシア人の地元に、チャイニーズニューイヤーのお祝いにお邪魔してきました。
同僚の地元は、ウミガメの産卵で有名な「ドゥングン」。私たちの住んでいたマンションからは、約360kmの道のりです。
子どもたちは、彼の家族たちにも積極的に交流を図り、すっかり仲良くなって、海水浴を楽しんできました。
地元人との交流は、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、子どもにとっては、世界観が広がるという意味で良い経験ではないかと思います。
マレーシア人は、マレー系/中華系/インド系と人種が混在していますが、総じて親日家ですので、仲良くなるきっかけさえ掴めれば、色んな交流ができると感じました。
もし、地元民と交流を深めたいという場合には、旦那に頑張って地元社員と仲良くなってもらうことが一番の近道だと思います。
類は友を呼ぶ、ほっといても子どもの友達はできる
結局のところ、マレーシア駐在が始まる前に感じていた不安などあっという間に吹き飛ぶほど、あっさりと子どもたちの友達ができました。
マレーシアの首都クアラルンプールエリアには、日本人がたくさん住んでいるため、あまり肩肘張って友達作りに励まなくても、自然と子どもたちの友達はできます。
逆に、地元民との交流を楽しみにしている場合には、駐在妻が頑張るというよりは、仕事で地元民との交流が自然とできる旦那をせっつく方が、交流の可能性が広がると思います。
自分に合ったペースで、交流を広げることができれば、マレーシア駐在がとっても楽しくなると思います。
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