駐在するとお金が貯まるという噂を聞きます。
実際、貯まるのか貯まらないのかを一概には言えないのですが、ここでは一例としてメキシコ駐在のお話をします。
メキシコはお金が貯まる国?貯まらない国?
メキシコ駐在はお金が貯まるのか、貯まらないのか。
駐在すればお金が貯まりそうな印象がありますが、それは赴任国によります。
物価の高い国、物価の安い国、娯楽が多い国少ない国・・・などで変わりますね。
メキシコの場合は、貯まる国に分類されると思います。
これは、
・物価の安さ(食費&娯楽費&その他もろもろ)
・休暇時の旅行代金の補助(これについては後程書きます)
・物欲の減退(強盗に遭わないよう華美な服装はNGのため、高い物を買おうと思わなくなります。)
が大きな理由です。
メキシコ駐在の手当てって具体的になに?
これは会社ごとにバラバラですが、他の方々から伺った話も織り交ぜて、だいたいの目安を書いていきます。
1.家賃
家賃は会社負担というのが多いです。
メキシコシティの場合は治安の良い、いわゆる高級住宅地に日本人がたくさん住んでいます。
そこに住めるくらいは家賃補助が出ているんでしょう。
光熱費&水道代は、契約時に家賃に含んでもらったりもできます。ここは大家さんとの交渉次第です。
2.医療費
海外医療保険に加入し、医療費はこれで賄われます。
ただし、歯科治療などは上限や保険対象外があるので注意です。
3.休暇費(メキシコシティならでは!)
さて、これがメキシコシティの嬉しい手当て。
メキシコシティは2250mという高地にあるため、たまには低地に降りて濃い空気を吸ってね!という休暇制度があります。
旅費を一部ですが会社が負担してくれるんです。
他の国でも休暇費がでる会社もあるようですが、メキシコシティの場合は、他の国では休暇費用はでない!って会社でも、あるみたいです。
(それだけ高地で過ごすのは体の負担になるということですね。)
支給頻度は会社によりますが、年に1回、半年に1回など。
大きな出費になる旅費を一部とはいえ負担してもらえるので、家計は助かります。
4.語学学習費
奥さんの語学学習費を負担してもらえます。
これも会社によって一部だったり全額だったり。
日本と比べたら家庭教師も学校も安いです。
5.その他
車の支給や、車の購入費の補助があります。
他には、旦那さんの会社送迎は運転手がつくという場合もあるみたいです。
奥さん専任の運転手がつく国もあるようですが、メキシコシティの場合は聞いたことないですね。
普通に歩けるしUberも使えるし、必要ないって感じです。
メキシコ生活で実際いくら使ってる?
次に、実際に私がどのくらい使っているのか!です。私の場合は、週に3,000ペソ(1万8千円)の現金があれば十分に足りています。内訳は、
・家庭教師(週2回):400ペソ×2回(2.400円×2回)
・習い事(週1回):400ペソ(2,400円)
・お手伝いさん(週1回):300ペソ(1,800円)
・食費:800ペソ(4,800円)
・その他:500ペソ(3,000円)
という感じです。お友達とお茶するってときでも、スタバや雰囲気の良いカフェでもだいたい1杯50ペソ~60ペソ(300~360円)とかなので、意外とお金使わないです。
こんなものにお金をかけてます!
メキシコでは何に大きな出費があるのかですが、正直、そんなに思いつきません。
が、強いて言うなら我が家の場合は旅費です。
旅費は、「せっかくメキシコにいるから日本からだと遠い南米に行こう!」と南米旅行をよく計画してしまいますが、メキシコからでも南米は遠いんです。笑
ブラジルまでは飛行機で10時間かかるので航空券もいい値段しますね。
休暇費がでるとはいえ、南米まで行くと自費の負担も大きいです。
ですが日本からは行けないから、と南米旅行にいく方々は多いですね。
まとめ
メキシコは物価が安いので、気兼ねなく生活を楽しめます。
カフェも映画(大人一人600円とかです)も安いし、なによりお手伝いさんも気軽に雇えるのが助かります。
メキシコ駐在は貯金のチャンスでもあると思うので、がんばりましょう~
この記事を書いた人
ペンネーム:n子
元大学病院看護師。夫のメキシコ転勤をきっかけに、医療・旅行系メディアにてWEBライター業を開始する。こちらではメキシコでの実生活をお伝えします。執筆依頼はこちら
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