海外で生活をする際、ワクワクして楽しみな反面、もちろん不安や心配事も沢山あるかと思います。
旅行用のガイドブックは沢山ありますが、実際に現地に住むとなったら生活に必要な情報はガイドブックには載っていません。
私も実際にバリ島に引っ越してくる際、他のアジア圏に住んでいた友達からサラダを食べたら恐らくその野菜を洗った水でお腹を壊したという話を聞いた為、かなり「水」に対して慎重になっていました。
もともとお腹が強い、弱いも関係してくるかもしれませんが、今回はそんなバリ島の「水」についてご紹介したいと思います。
水道水の種類について
日本では、水道の蛇口をひねれば飲料可能な水が出てきます。
ここバリ島はもちろん、インドネシアでは、基本的に水道水は飲めません。一般的に使用されている水には大きく分けて2種類あります。
水道局から提供される水
水道局からの水といっても、浄水場はないので飲むことはできません。また、水道局が水不足だったりすると、断水することもあって供給が安定しているとは断言できません。
また、水道料金もかかります。水道局は、比較的最近できたのでまだ実際に利用している家庭は少ないかと思います。
地下水
もう一は、地下水です。こちらのほうが一般的です。
最初に水を吸い上げるポンプを買ったり、地中の水脈までパイプを入れたりと工事が必要ですが、初期費用は日本円で数万円程度。
設置してしまえば、水をくみ上げる為の電気代はかかりますが、水は地下水なので無料です。
しかしながら、停電があると水をくみ上げることができない為、水が全く使えなくなってしまいます。
数年前と比べるとだいぶ回数が減ってきましたが日本よりも停電が多く、事前の告知もありません。
その為、多くの一般家庭では家の屋上等に水の貯蔵タンクを設置しています。
タンクがあればある程度の停電でも水がなくなることはありません。
今後、水道局の水が飲めるようになればそちらの利用も検討しますが、現時点では地下水の利用で不自由はありません。
口に入る「水」にはどれぐらい気を付けるべきか
バリ島は、現地の人も飲み水はミネラルウォーターで蛇口の水を飲む人はいません。
各家庭では、ガロンと呼ばれる20L弱(ブランドによって量が変わります)入りのミネラルウォーターを買ってウォーターサーバーにセットし飲料水として利用しています。
我が家では、ご飯を炊く際(お米を洗うのは水道水)、スープ等の料理には、ミネラルウォーターを利用しています。
しかし、家庭によっては水道水を沸かしてお茶を飲んだり、お米を水道水で炊いたりするところはまだあります。引っ越してきた当初、私は飲み水はもちろん、口をゆすぐ際もミネラルウォーターを使っていました。
現地の友達と食事に行っても飲み物は氷なし、生野菜は食べませんでした。
水道水=お腹を壊すと思っていたのです。
バリ島は、オーストラリアが近い為、オーストラリアから来る観光客がとても多いです。
レストランに行くと、オーストラリアはもちろんその他の国から来ている白人の観光客は普通にサラダを食べたり、氷が入った飲み物を飲んでいました。
海外での生活経験もあるインドネシア人の友人に聞いてみたところ、現地の人が利用るす屋台はもちろん、観光客が行くようなレストランはミネラルウォーターで氷を作っている業者から氷を買っているので、基本的に大丈夫とのことでした。
その日から氷を入れた飲み物を飲み始めてみましたが、今までで氷でお腹を壊したことはありません。
飲み物の氷を解禁してしばらくしてから、蛇口の水で口をゆすいでみました。
お腹が弱い人だとお腹を壊すこともあるそうですが、私は大丈夫でした。
その後、現地の人が行くような屋台でも氷入りの飲み物を飲んでみましたが、大丈夫でした。
バリ島に来た当初は、観光地のど真ん中に住んでいましたが、現在は現地の人が住んでいる住宅地エリアに住んでいます。
必然的に食事に行く際は、現地の人が行くレストラン、屋台に行きますが、今まで氷や水でお腹を壊したことはありません。
もしお腹を壊したら?!
アジア圏に引っ越す際に心配な「水」
場所によっては、蛇口の水をうがいに使うのは絶対ダメ!という国もあるかと思いますが、バリ島はそこまでではありません。
しかしながら、もともとの体質だったり、疲れていたりといったことが原因で普段は大丈夫でも、お腹を壊すこともあるかと思います。
その場合は、やはり現地の薬が効くので、病院に行ったほうがいいかと思います。
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