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私が直面した働けない駐妻生活への不安と乗り越え方

 

夫に海外駐在の辞令が出たら…。

現地の情報収集や、渡航の準備などやることが目白押し。

新しい生活への不安が、渡航前の大きなストレスになったりもしますよね。

 

かくいう私も、渡航前は新生活への不安でいっぱいでした。

それは「仕事が出来ない」という事。

 

夢だった職に付き、朝から晩まで仕事一色。夫よりも帰りが遅いなんて当たり前!という生活をしていた私にとって、仕事がないという生活は想像もできませんでした。

 

そんな私が実際にタイで駐妻生活を初めて、はや5年。

あの頃に感じていた不安と、どう向き合ってこれまでを過ごしてきたかを、皆様にご紹介します。

駐妻って本当に働けないの?

はい。基本的に働けません。

というのも駐妻とは「駐在員の妻」という立場を指します。

 

従って、夫に帯同する妻に与えられるビザは就労禁止となっている国が多いのです。

中には例外がありますが、私が住んでいるタイでは働くことはできません。

それでも働きたい!という方は自分自身で就労ビザを取得しなければなりません。

そうなると、立場は現地採用。

実際は夫の勤務先の方針によるところが大きいですが、会社が用意してくれた福利厚生を受けることはできなくなります。

 

私自身、仕事への執着が捨てきれず、夫の会社に打診したところ
「働いても構わないが、一緒に住む家の家賃を払ってるのは“夫の会社”なので、帯同ビザでない人の同居は認められません」
というお返事でした。

結論。
「仕事は出来ない」
あぁ…。私の無職の旅の始まりです。

 

仕事をしていた時間をどう過ごす?

働けない、という事はよく分かりました。

そうと分かれば。

渡航前に“仕事は出来ない”という結論が見えていた私は、タイで過ごす方法の計画を立てました。

*趣味の時間を持つ
*お友達を作って、楽しく過ごす
*日本に帰国した将来の為にキャリアアップを目指す
*仕事が忙しくて出来なかった旅行を沢山する
*専業主婦道を極める

これだけ企めば、仕事がなくても充実して過ごせるはず。

と、意気揚々と駐妻生活を始めたのでした。

 

駐妻生活の始まり

実際、渡航してしばらくは普通の生活を送るために必死で、仕事をしない事がそれほど苦ではありませんでした。

ところが、一通りの事ができて日常と呼べる生活が始まると、一気に仕事への飢餓感に襲われました。

自分の存在価値や、達成感の渇望に悩み、毎日絶望していました。

ただただ時間をやり過ごすために、どれだけ小さい鶴が折れるか、なんてことに挑戦したりもしていました。

そんなときの為の事前計画です。

早速、当初の計画を実行することにしました。

 

計画の実行と現実

日本に居た頃は、趣味=仕事だったので趣味と呼べるものがありませんでした。

そこで、興味はあったけどやったことがない「アイシングクッキー」を趣味にしよう、と決めました。

結果的に、このアイシングクッキーが私の駐妻生活に大きな影響を与えることになりました。

やり出すと、とことん追求するタイプの私は、ネット動画とにらめっこしてアイシングクッキーの技術向上に励む日々。

そうして完成した自信作を細々とSNSで発表していたある日。

SNS上でメッセージが届きました。

同じタイに住む駐妻さんが、私のクッキーに興味を持ってくださって「近々バザーがあるから出店しませんか?」というお誘いをいただいたのです。

売り上げはタイの児童施設に寄付をするというバザーでした。

仕事がないから、と始めた趣味が、お世話になっておるタイへの社会貢献につながることになろうとは想像もしていませんでした。

そして、バザーに出店したことをきっかけに、一緒に作りたいと言ってくれるお友達ができ、さらには子供に教えてほしいとワークショップの依頼まで頂くようになりました。

喜んでもらえるやりがいや、達成感は、十分私を満たしてくれました。

デモ…。

仕事をすると、当然のことですが報酬が得られます。

ところが、趣味では報酬は得られないのです。

そこで、私は現実にぶち当たってしまいました。

お友達と楽しく過ごすにも、行けなかった旅行に行くにも、キャリアアップのための勉強をするのにも必要な物がある。

そう。お金。

お金が必要なのです。

駐妻になった当初、どこかで働いていないという負い目を、夫に対して感じていました。

自分の為だけに使うお金は、自分の貯金から捻出する生活を続けていましたが、駐妻生活が長くなってくるとそうもいきません。

口座のお金は、減っていく一方なのです。

 

そこで、どうにかお金を稼ぐ方法を模索してたどり着いたのが、クラウドソーシングでした。

今は、いい時代になりました。

世界中どこに居ても、インターネット上でお仕事ができるのです。

クラウドソーシングでの報酬は日本円で得ることができるので、タイのビザとは関係なく働くことができます。

夫の会社の許可も、意外なほど簡単におりました。

 

そうして、駐妻歴5年目にして、駐妻は「現地では」働けない。

という結論にたどり付いたのです。

 

まとめ

夫に負い目を感じたり、目に見える報酬がないことに落ち込んだり、自分のアイデンティティすら見失った「仕事がない駐妻生活」からの脱却は、身近にあるPCがすんなりと進めてくれました。

時間だけはたっぷりとある駐妻生活。だらだら過ごしても時間は過ぎますが、自分だけの就業規則を作って生活をしている最近は、とても充実しています。

 

クラウドソージングで得られる報酬は、収入と言えるほどのものではありませんが、確かにお金という形で、自分のしたことへの成果を得られます。

このことで、夫への負い目を感じることもなくなりました。

旅行へも大手を振って出かけていきます。

駐妻になるという事は、今までの人生をリセットするといっても過言ではないほどの変化を体験します。

それでも、自分のやりたいことの為に費やす時間は有り余るほどあります。

有り難いことに、日本より手厚い福利厚生に守られて、生活していけるというのもまた一つの現実です。

 

不安で仕方なかった、駐妻生活。

仕事を辞めても、現地で働くことが出来なくても、自分の行動次第で無限の可能性が広がっています。

環境の変化をプラスに、これから駐妻になる皆さんが充実した駐妻ライフを送れることを願っています。

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