私は男性で、クウェートに3年間駐在していました。
海外赴任が決定した際に、海外で仕事ができる喜びと、合わせ考えることになったのは、「家族を帯同するのか?しないのか?」です。
赴任する国や地域域情勢によって、個別に事情や条件が異なることがあると思います。
私自身、クウェートに赴任することが決まった際、家族を帯同するのか?悩みました。結局、一緒に行かず、自分だけ赴任しました。
男性目線で、駐在が決まった時に、家族で話し合ったことをご紹介します。
クウェート駐在が決定!家族で話し合った問題点
私は自分で希望して海外駐在(クウェート)になりました。
海外勤務に応募し、海外赴任が決まった瞬間は、「自分の仕事が認められた!」という喜びと、「期待に応えられるか?」という不安がでてきました。
同時に、頭をよぎったのが、
「家族を一緒に連れていくことができるのか?それとも、単身赴任で1人で行くのか?」
です。
実際に私の家族でも、人事異動のたびに、国内であっても悩まされたので、海外となると考えても、結論がでませんでした。
そこで、家族と一緒に海外赴任した場合と、単身で赴任した場合を家族で話し合いました。
問題点は、大きく分けると4点あり、
- 子供の学校の問題でどんな学校に通わせるのか
- イスラム教の国での生活は大変ではないか
- アラビア語圏では言葉の壁があるのではないか
- 日本にあるマンションをどうするか
です。
駐在に伴う問題は解決したものの…
家族に報告し、いざ話あってみると考えることがわんさか出てきました。
細かいことから大切なことまでたくさん・・・
とりあえず、先にもお話しした問題点4つをどうやって解決したのか?ご紹介します。
1.子どもはどんな学校に通わせるのか?
私には、小学校高学年の子どもがいました。
クウェートに駐在している方によると、子どもはイングリッシュスクールに通わせており、週末には日本人補習校で日本語の勉強をしているとのことでした。
2.イスラム教の国での生活は大変ではないか
現地に住んでいる駐在員の奥様から電子メールで情報を収集し、日本よりは不便であるが、メイドさんが付いているお部屋に住めプールやテニスコート等も付いているところで生活できるとのことでした。
食生活はイスラム教徒の国で、豚肉やお酒がないので、100%、日本と同じ食事を食べることはできませんが、似たような感じの職をすることが可能です。
また日本食レストランも数件あり、寿司なども値段が高いですが食べることができます。
もっと厳しい状況なのでは…と予想していたので、生活できそうで安心しました。
3.アラビア語圏では言葉の壁があるのではないか
アラビア語圏とはいえ英語が広く通じるので片言の英語でも生活することができるとのことでした。
4.日本にあるマンションをどうするか
日本のマンションは、短期間の2年や3年で家賃は安くなりますが、賃貸で貸し出すこともできることが判り、不動産仲介会社に依頼することができることも判りました。
実際に、連れていきたかったか?連れていきたくなかったか?
実際に連れて行きたいかですが、海外で生活することは日本の生活と異なり、生活面で家族の支えがある事はとても良い事だと思います。
駐在期間が予定されている3年間のうち1年半は家族が帯同できたことはとても良い事でした。
最初は子供の学校の問題があり、4月に編入するので約6ヶ月現地入りが遅れましたが、生活やもろもろの経験も子供の成長には良いと思います。
また子供も現地のイングリッシュスクールで、英語を学ぶことができて、将来の役に立つことができたと思います。
1年早く子供が帰国するのは高校受験がありやもう得ない事情ですが1年半の滞在期間でした。
個人の意見ですが家族が帯同出来た際は生活にメリハリがありましたし、家族の時間を過ごせたことは良かったです。
妻と子供も、クウェートでの生活が楽しかったそうで、できることならば一緒に帯同したかったとのことでした。
帯同するしないを決める際にどんな事を考慮するのか?
帯同するかしないかを決めるのは問題点の大きな4つをどのようにして対応するかです。
当然自分一人で生活するわけではなく、家族も分かれて生活することが良いのか、考えるきっかけになりました。
当然奥さんと子供にも説明して賛同してもらい、一緒に帯同してもらうことが一番いい事だと思います。
まとめ
クウェートでの海外赴任で家族が帯同することができれば、家族として自然の流れで、一緒に生活し楽しむことが、海外生活では必要なことです。
帯同はやってみないと良く判らないこともありますが、家族で決めた生活環境で一生懸命生活することが大切です。
海外で家族全員が楽しく明るく暮らせることを祈っています。
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