今回は、引っ越しについてお話していきます。
国を移動しての引っ越しとなると、規模も準備期間も違い、かなり大変です。
海外引越しにあたり準備したこと
海外赴任に伴い、初めて海を越えて引越しをする人も多いと思います。アメリカまで荷物をどうやって運ぶのか、アメリカに着くまでにどのくらい時間がかかるのか、私はあまり想像がつきませんでした。
今回は海外赴任に伴う引越し業社の手配から、アメリカへの荷物の運び方と運搬スケジュールを紹介します!
海外引越し業者の手配って自分でするの?
私の場合は必要ありませんでした。
過去に海外赴任者がいた場合、会社として付き合いのある海外引越し業社があるはずです。我が家の場合は過去付き合いのあった複数の業者に相見積もりを依頼したようです。
特に個人で手配しなければならないことはありませんので、ご安心を。海外赴任が決まり次第、会社側で業者の選定から依頼までをしてくれるはずです。
ただし、細かい日程などのやりとりは直接業者と行う必要があります。
荷物の行き先と運び方を決めましょう
海外引越しで、自分の荷物を移動させるためには主に4つの方法があります。
航空便でアメリカへ
飛行機でアメリカまで荷物を運ぶ方法です。日本からウィスコンシン州まで2週間ほどで現地に荷物が到着しました。最も早く、料金も高いため、航空便で運べる量はかなり限られていました。
現地ですぐに必要なもの、例えば最低限必要な衣類やキッチン用品などを航空便で送りました。すぐに持って行きたいけれど、飛行機の預け入れ荷物だとかさばってしまう炊飯器なども航空便に入れています。
船便でアメリカへ
船でアメリカまで荷物を運ぶ方法で、到着までは2ヶ月ほどかかりました。時間はかかりますが、航空便では送れない重いものやかさばるものは全て船便で送りました。
具体的には、「本、電化製品、衣類、収納用品、などです。食料品、薬(コンタクトレンズ含む)」は船便では送れませんのでご注意を。
我が家は夫婦2人で合計ダンボール80箱分の荷物を船便で送りました。ちょっと平均よりは多めのようです。
日本の倉庫に保管
アメリカに持っていく必要のないものは、会社が契約している倉庫や個人でレンタル倉庫を借りて日本に置いておくという手もあります。海外赴任者を多く出している会社であれば、赴任者の家財道具を置いておくための倉庫を持っているはずです。
我が家はアメリカでは前任者が残した家具を使用する予定でしたし、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電はアメリカの家に備え付けられていたため、大きな家具や電化製品は日本の倉庫に残して行きました。
実家、リサイクル、処分
それ以外は、実家に譲るもよし、リサイクルショップでお金にかえるもよし、処分するもよし。
今は家具や電化製品は処分するだけでもお金がかかってしまいます。引越し業者が無料または格安で引き取ってくれる場合もありますので、交渉してみると良いでしょう。
荷物の運搬スケジュールを決めましょう
荷物を運ぶ方法がわかったら、「いつ、どこに、何を送るか」を決めましょう。
我が家の運搬スケジュール
我が家の渡米及び、荷物の運搬スケジュールを筆者の渡米日を基準としてご紹介します。
【荷物の運搬スケジュール】
筆者渡米まで | 荷物の運搬 | 備考 |
5ヶ月前 | 業者による自宅での荷物確認 | |
4ヶ月半前 | 主人の航空便出し | 主人の渡米数日後に荷物が到着 |
4ヶ月前 | 主人渡米 | 渡米までの必要最低限の生活用品・倉庫行き荷物以外を船便へ |
2ヶ月前 | 船便出し | |
1ヶ月前 | 倉庫に保管しないものの処分 | |
2週間前 | 筆者の航空便出し、倉庫保管 ※賃貸物件の引き払いと同時に実施 |
筆者の渡米日前後に合わせて航空便荷物が到着、主人が受領 |
0日 | 筆者渡米 |
大変だったのは、船便出しです。
何を持って行くべきで、何を置いていくべきかという相談もそこそこに主人が渡米してしまったため、14時間の時差の中、主人と相談しながら荷物の選定をすることになってしまいました。
結局、「よくわからないからとりあえず船便に入るだけ持ってきて!」という主人の言葉で、不要なものまでアメリカに持ってきてしまったような気も…。
また、荷物を船便で運びすぎてしまうとその後の生活で困ってしまうし、荷物を残しすぎると航空便や飛行機の手荷物で運べない。荷物量の調整と見極めにとても苦労しました。
私が1番大変だったのは引越し
海外赴任の準備において、1番大変だったのは引越しでした。しかし、スケジュールのイメージがついていれば、引越しの準備もかなりしやすいと思います。
是非、我が家のようにならないよう、事前にそれぞれの荷物をどうするかを計画的にご家族で話し合っておいてくださいね。この記事が海外赴任を予定されている方の役に立てば嬉しいです。
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