現在私が住んでいるアメリカで、初めて新型コロナウイルスによる死者が確認されたのが2月末。
それから、1ヶ月の間にニューヨークを中心としてアメリカ全土で感染者が急増を続けています。
感染者数は16万人、死者は2,900人(3月30日執筆時点)という状況下、
多くの人がStay-at-homeやShelter-in-placeオーダーのの下、殆どの時間を自宅で過ごすことを強いられています。
今回はそんな今のアメリカでの生活について、現状をシェアしてみたいと思います。
アメリカではいつから自宅滞在が始まっているの?
3月12日にカリフォルニア州で初めての自宅滞在要請が出たことをきっかけに、
順次アメリカの各州において同様の措置が取られるようになりました。
私が住んでいるシカゴでは、3月20日に翌3月21日の夕方から4月7 日までの自宅滞在命令が発令されました。
しかし、カリフォルニア州で自宅要請が発令された頃から、アメリカ全土でコロナに対する危機意識が急速に高まっていったため、
3月10日を過ぎたあたりから、自主的に自宅待機を始めた人が多いという実感を持っています。
現に多くの大学や学校、レストランが3月中旬からクローズしているので、私の場合も既に3月14日からずっと自宅滞在をしていることになります。
夜のスーパーはガラガラ
何が出来るの?現在の街やスーパーの様子は?
「ニューヨークなどでも地下鉄から人が消えた」というニュースを耳にしましたが、
シカゴでもstay-at-homeオーダーの下、町から人が消えています。
外出が出来ないとはいえ、食品や生活必需品を購入するためのスーパーへの買い物、
レストランの宅配注文やピックアップ、薬局での薬の購入や病院での診察、ガソリンスタンドでの給油や散歩については、許可されています。
ずっと家に居るのはなかなか辛いので、今は短時間のスーパーでの買い物や散歩だけを気分転換にしています。
感染者が多いニューヨークでは、スーパーの従業員がコロナウイルスに感染するとお店をクローズする必要があるため、
複数のスーパーがクローズになっているそうです。
近くのスーパーや住んでいるマンションなどでは、これまで以上に衛生管理に力が入っており、
あちらこちらで除菌対応に追われている従業員を見かけます。
こんな環境下なので、一部商品は品薄になっています。例えば、3月中旬頃から欠品や品薄状態が続いていると感じるのは、「冷凍食品」、「紙関連商品(ティッシュ、トイレットペーパー)」、「パスタ・パスタソース」、「乾麺」です。
最近では、「おひとり様○点まで」という張り紙などの効果もあり、以前より状況が改善している気がします。
各州知事から発令されている自宅滞在命令の期間や内容はそれぞれ異なるので、
一概に言えませんが、命令に従わない場合には裁判にかけられる可能性もあります。
そのため、この期間は不要不急の外出をしないように気をつけて過ごしています。
一部商品に集中した売り切れが続出
長く続く自宅滞在期間、何をして過ごす?
日本に一時帰国する人も増えているようですが、アメリカに住んでいる人については
少なくとも4月末まで外出自粛要請が延長されることになったという方針が明らかになりました。
自宅滞在期間に息がつまる思いをしている人も多いと思います。
私の場合は、毎日必ず訪れる食事の時間をこれまで以上に充実したいと思うようになり、
新たなレシピを考案したりしながら過ごしています!
また、有り難いことにこれまで通っていたESLのクラスはその殆どがオンラインに移行した為、
殆ど毎日Zoomというサービスを利用して英語の授業を受けています。
直接会うことは出来ない中で、馴染みの友だちと顔を合わすことが出来る貴重な機会なので、とても助けられています。
また、現在はジムやプールなどマンションの共用施設も使ってはいけないことになっているため、YouTubeでワークアウトをするのも良いと思います。
これまでやったことのないことにチャレンジするのもオススメです。
私の場合は、これまではゲームとは無縁のタイプの人間でしたが、最近は携帯アプリで出来るゲームなどを使って、英単語の勉強をしたりもしています。
現在のアメリカはなかなか厳しい状況で暗い気持ちにもなりますが、「そんな今だから出来ること」を改めて探してみるのも良いかもしれません!
顔が見えるオンライン授業
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