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タイにおける新型コロナウィルス(COVID-19)の現状報告 3月21日

世界中で猛威を振るう新型コロナウィルスですが、タイでも急速に感染者の増加が報告されています。

日本国内のニュースで手一杯でしょうが、タイ国内の現状と最新ニュースをお伝えしたいと思います。

駐在予定の方も多いこの季節、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。

1、タイ国内の感染者数

タイ国内で初の感染者が出たのは1月13日。中国武漢からの中国人観光客でした。

そこから時が過ぎ、3月20日付けタイ保健省の発表によると、現在の感染者は322名。うち1名が死亡、278名が入院中とのことです。

3月1日の時点で発表されていた感染者数は、42名だったのですが、ここ数日は1日で感染者数が5~60名ペースで増加しています。

観光立国であるタイは、世界中からの観光客が訪れることに加え、中国との親交も深く、中国人観光客の人気旅行先でもあります。

先の春節の際には、日本同様沢山の中国人観光客がタイを訪れていたのに、感染者の少なさに以前から疑問の声は上がっていました。

ここにきて急激な感染者の増加が報道され出しましたが、実際は検査されていないだけで数倍の感染者がいるのでは??と国内では言われています。

 

2、タイ政府の対応(対国内編)

1月に初の感染者が確認されて以来、「人混みを避けましょう」「手洗いうがい、消毒をしましょう」等のアナウンスはされていましたが、本格的に政府が対応に乗り出したのは2月の中旬ごろの印象でした。

2月17日に、感染者が増加している地域からの入国者に対して空港でのスクリーニングの対象となることを発表。

また対象国への渡航歴があるタイ国内滞在者に対して14日間の自宅休養などの協力を呼びかけました。

同24日、それに日本人学校が対応する形で、渡航歴がある学生を対象に自宅待機を決定。ちょうど2月頭に3連休があって近隣諸国に旅行していたり、受験や本帰国前の手続き等で日本に一時帰国している方も多く、一時駐在家族たちが騒然としました。

以降、タイ政府の発表に準じる形でどんどん状況は変化して、休校や娯楽施設の営業停止・・・と事態は深刻化。

更には、タイの1年で最も大きな行事、水かけ祭りで有名なソンクラン(タイ正月)の延期も決定されました。

そして3月22日から、首都バンコクと近隣の5県で病院・薬局・生活必需品を扱うスーパーマーケット・テイクアウト可能なレストラン以外の全てを閉鎖する事を決定しました。

発表から、一気に買いだめに走る市民たちで、スーパーの商品棚はこんな状態に・・・。

私が住んでいるシラチャはこの閉鎖指定の県ではないので、基本的に通常通りお店は営業しています。

タイ人の友人に「何を買いだめするの??」と聞いたら「ママー(タイのインスタントラーメン)とたまごがあればタイ人は生きていける」という返事でした。

へーと思いながら大型スーパーmacroに買い出しに出かけてみると

お言葉通りインスタントラーメンの在庫が激減!お買い物に来ているタイ人たちは、カートに各種ママーを積み上げていました。

 

世間の雰囲気が一気に変わる前から、商業施設の入り口では早い段階から手指消毒用のアルコールが設置されていましたが、3月に入ってからは施設の入り口で体温測定を行う店舗も増えました。

医療機関では渡航履歴の確認の為パスポートチェックが行われるようになっていました。大きな病院は入口にサーモグラフィーを設置して、高熱の患者が院内に入ると警報音が鳴るようになっています。

休校措置が発表されてから、バンコクと近隣県の閉鎖まであれよあれよと変わっていく状況に、タイ国内もピリピリしているのが現状です。

 

 

3、タイ政府の対応(入国管理編)

2月の中旬から、タイ政府が指定する国からの渡航者に対して「14日間症状の観察等、の協力を要請」を発表していましたが、3月に入り中国や韓国・イラン等の危険感染地域に指定されている地域からの渡航者に対して、検疫強化の対象としました。

この時点では、まだ強制力はなく、「協力」の要請だったのですが、3月11日にタイ保健省は「危険地域からの渡航者で症状がある者」の医療施設への移送と、無症状であっても14日間の自宅待機を義務付けました。

この時にはまだ、この対象に日本は含まれていませんでした。

この一週間後、タイ国内でも急激な感染者の増加に伴い航空会社に対して「タイへ入国する乗客を審査する」という通達が出されました。

その内容は「危険感染区域と感染が拡大している地域(日本を含む)への渡航歴の確認」「出発日の72時間以内に発行された新型コロナウィルスに感染している恐れがないという英文の健康証明書を確認」「新型コロナウィルスに対して10万米ドル相当以上の額を補償する事がわかる健康保険の確認」という3つです。

これらが確認できなければ、搭乗券の発券を認めない、というお達しです。

この発表からすぐに、地域に関わらずタイに入国するすべての人を対象とすると追加の発表があり、タイ保健省のドタバタも見えています。

事実上の入国制限のスタートです。

現状スワンナプーム空港への発着便は、大幅に減少しています。こんなにキャンセルが並ぶボードは、2014年のクーデターの時でも見たことがありません。

 

今のところ日本国内では、感染の疑いがない人に対してのPCR検査が実施されていなことから、「健康証明書」取得は困難です。つまり3月21現在、日本からタイへの渡航は事実上不可能という事になっています。

3月に新しく駐在生活を始める予定だった方たちも、日々変わる状況に振り回されているようです。

3、まとめ

休校になったり、子供の遊び場や住居にあるプールやジムが封鎖されたり、スーパーの棚が空っぽだったリと色々な影響がでていますが、シラチャはバンコクに比べて田舎なので、マスクをしている人が増えたなぁ・・・という程度の変化が正直なところ。

刻一刻と変わっていく状況の中でも、基本的にのんびりとした南国気質のタイ人は、元気にニコニコと日々を過ごしています。

 

少しでも早くこの事態が収束して、日常が戻ってくることを祈るばかりです・・・。

 

 

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