久しぶりの投稿になってしまいましたが、現在も私は日本滞在中です。
前回、春節の真っ只中での状況についてお伝えしましたが(前回の記事はこちらから)、あれから二転三転。
今回は、現在の状況について書いていきたいと思います。
主人のいま…
まず最初は、現在の主人の状況です。
当初は春節終わりの仕事始めに向け、上海へ帰国予定でしたが、
春節が延長されたことにより、延長期間はそのまま日本に滞在しておりました。
その後、なんとか単身で上海へ帰国し、仕事に戻っております。
現在の勤務形態は、週3回会社へ出社、その他は在宅勤務といった状況です。
人が多く集まると危ないとの判断から、社員はこのようなローテーションで出社しているようです。
過酷だな…と感じるのは、まず会社のエアコンが入っていないこと。
ウイルスが広がるのを避けるため、エアコンは切られているそうです。
まだまだ寒い日が続く中、余計に風邪をひいてしまうのではないかと心配です。
また、出張やゴルフももちろん禁止で、土日の休日もかなり運動不足のようです。
身体よりも気分が滅入ってしまう…と言っています。
自宅マンションでは、門に入る時点で検温があり、パスポート番号などを控えられます。
エレベーターの中は、除菌剤がかなり散布されているので、すごい臭いで苦しいそう。
帯同家族はいま…
上海に帯同した家族は、ほとんどの方が日本に帰国されているはずです。
上海日本人学校が3月末まで休校となっていることや、
不要不急の渡航を避けるようにとのことから、理由なく上海へ戻ることはできません。
ご実家や滞在できる場所がある方はまだ良いですが、
さまざまな事情でご実家に頼れない方などもいらっしゃるようです。
その方々はマンスリーマンションなどに滞在されていると聞きます。
当初は3月の初めまで休校という状況だったのが、3月末までとなり、皆さん困惑されている様子でした。
お子様を日本の学校へ短期転校させる方も多くいらっしゃるようでしたが、
学校側も体制が整うまでに時間がかかるようで、手続きも大変のようでした。
現在は日本の学校も休校状態なので、ますます困ってらっしゃるのではないでしょうか。
3月といえば異動時期で、日本への本帰国が決まった方もいらっしゃいます。
その方々も引越し準備をどうしたらよいのか、なかなか身動きがとれずにいるようです。
上海での食材調達は…
現在、単身赴任状態の主人の食事はどうしているかという問題ですが、自炊に少し目覚めてくれたようです(笑)
食材は、いつも利用させていただいている「かじわら商店」さんのデリバリーを利用させてもらっています。
現在上海には単身の男性駐在員ばかりなので、男性がすぐにでも食べられるお惣菜(唐揚げや焼き鳥など)も揃えてくれていますし、
冷凍食品など保存できる食材も豊富に揃えてくれているので、とても助かっています。
仕事終わりの時間に合わせ、デリバリーの時間を延長してくれるなど、さまざまな対応を取ってくださっています。
そのおかげで、野菜やタンパク質などバランスよく食材は取れているようです。
ちなみにデリバリーは、いままでは玄関先まで運んでくれていましたが、
現在はマンションに入れないので下までピックアップに行っているとのことです。
外食店もオープンしているようですが、できるだけ自宅で食べる方が安心なのでもっぱら自炊のようです。
いま思うこと…
春節旅行に出かけてから、かれこれ1ヶ月以上が経ちました。
現在も上海に戻れていない状況なので、3月末に戻れたとしても約2ヶ月帰ることができていません。
自宅を出発するときは、まさかこんな状況になるとは想像すらしていませんでした。
あんなに暇で退屈で日本に帰りたい!と何度も思ってた上海生活でしたが、
いまは早く上海へ戻って日常に戻りたい!という思いでいっぱいです。不思議なものです…。
暇でも退屈でも、いつもの日常を過ごせるということがいかに貴重かということですね。
この状況下では、改めてそんなことを思う毎日です。
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