夫の赴任に帯同し、ロンドンでの生活を初めて半年以上が経過しました。
去年の今頃は、1年後にまさかロンドンに住んでいるなんて想像もしませんでしたが
今となっては引っ越しのバタバタも、家探しの苦労も懐かしい思い出です^^
「ロンドンで駐妻してます」と言うと、絶対羨ましがられるし、
確かにこの歳になって、こんなのんびりとした生活が出来るなんてラッキーだな~とつくづく感じます。
が、別に毎日優雅に紅茶飲んでるわけでもないし、
駐妻ならではの悩み(贅沢な悩みなのは重々承知してます;;)もあります。
今回はこの場をお借りして、駐妻のホンネをぶっちゃけようと思います♪
①バタバタで悩む暇すら無かった期
私自身も日本で仕事をしていて共働き夫婦でしたが
幸いにも会社の制度で、配偶者の海外転勤に伴う休職が認められていたため
夫のロンドン赴任が決まった段階で休職の申請をしました。
任期が限定だったこともあり、ちょっとここらで会社から離れて英語の勉強でもするか~
ぐらいの気持ちだったと思います。
ロンドンに引っ越してきて最初の1ヶ月ぐらいはとにかくバタバタで、
生活を整えるのでいっぱいいっぱいでした。
その中でもあちこち出掛けて、何をしても新鮮で刺激がたくさんありました。
夏だったので本当に気候が良く、景色も綺麗で
あぁ~仕事から解放されてこれからヨーロッパ暮らしが始まるんだ!
と無邪気にウキウキしていました♪
②慣れてきて色々考えすぎちゃった期
1ヶ月もすると日常生活に慣れ、時間が出来ると、ふと色々なことを考えるようになりました。
これは私にとっては予想外のことでした。
でもあとから他の方に話を聞いてみると、駐妻あるあるみたいです♪
具体的にどんなことを考えていたか??・・基本ネガティブなことです!笑
「自分の収入が無く、夫に生活させてもらっている」、「今の自分は何も生み出していない」・・・
仕事をしていた頃に感じていた達成感が、自分の生活にどれだけ影響を与えていたか、思い知らされました。
うじうじと一週間ぐらい悩んでいたでしょうか・・我慢できなくなって夫に打ち明けました。
夫はもともとかなりポジティブで、寛容なタイプなのですが
「この生活がずっと続くわけではない、限られたロンドン生活でしか体験できないことを存分に楽しもう」
と言ってくれました。
また、私が一番気にしていた収入のことについても
「夫婦はチーム。自分が外でお金を稼いでくるから、その分家のことを頑張ってくれたら嬉しい」
とのこと。この話し合いを経て少しずつ私もポジティブになっていきました。
今振り返ると、自分でも気づかないうちにホームシックにもなっていたのかもしれませんね。
日本での仕事を離れて帯同する場合には、誰もが経験する悩みかもしれませんが
あんまり考えすぎないこと、そしてこういう時こそ夫婦で支えあうことが大切ですね。
③駐妻ライフが板についてきた期
3ヶ月ほど経つと、もうかなり現地に馴染んでいました。
習い事などで、他の奥様たちと繋がりができたことも大きかったと思います。
初めはロンドンにある食材で何とか日本のレシピを作ろう!と躍起になっていましたが
それも諦めて、果敢にオーブン料理にチャレンジしていました。笑
この頃、自分の変化として、家の中でも充実した時間が過ごせるようになったということに気付きました。
朝からしっかり掃除をして、夕方早めの時間から少し手の込んだ料理をする。
日中はお花を飾ったり、アンティークショップで買ったインテリアグッズで部屋の雰囲気を変えてみたり。
心が豊かな生活、という感じがしてとても充実していました。
自分はこんな過ごし方も楽しいと思えるんだ!と発見でした。
仕事を続けていたら、絶対に感じなかったであろう類の幸福感を得られたのも
貴重な経験だと思っています。
駐妻ゴコロのまとめ
私達夫婦は子供もいないため、かなり自由に駐妻ライフをenjoyさせてもらっていると思います。
それでも尚、悩んだり辛くなる時期もありました。
傍から見れば、なんて贅沢な・・と思われるでしょうが、これもまた現実です。
何はともあれ、今こうして楽しくロンドン生活を送れているのは
夫をはじめ、ロンドンで仲良くして下さっているお友達、
そして日本からサポートしてくれる家族のお陰だと感謝しています☆
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