ガーナの布と言えば、派手な柄のプリント布が有名ですが、実はバティック(ろうけつ染め)も有名です。
プリントの布とは違ってお値段は2~3倍しますが、大人しめな色合いもあり、それで洋服を作る人も多いです。
以前少しご紹介したオスにある「Exmac Fabrics」というお店のエスタさんが、バティック体験もやっています。
今回は、そのバティック体験をご紹介します。
コンタクトの取り方
まずは、エスタとのコンタクトの取り方ですが、言ったことある人から聞くのが手っ取り早いです。
もしくは、月始めの土曜にあるマーケットにも店を出しているのでそこで会うか、オスのお店を訪問してみるかですが、オスのお店にはいない日があるので、行って会える保証はないです。
コンタクトが取れたら、日程調整。だいたい3時間見ておけば、お迎えのあるママさんも安心。
道ですが、結構わかりにくい場所にあります。
マディーナ方面に向かい、SDAジャンクションというところを右折していきますが、難解な場所にあります。
最初、別の方のブログの地図を見て行ったら、場所が違いました。事前に、エスタさんにもココ?ときいたらYes!と言っていたけど、全然違うかった。さすがガーナ。
迷子になりドライバーが周りの人に今の場所を聞いて、エスタに言うと「Someone come!」と何度も電話で連絡があり。
途中から違う女性が電話するようになったけど、ずっと「Someone come!」といわれ
「Someoneって誰?男?女?」と聞いても返答ないし。誰が来るか教えてよ笑
「Someone来たか?」と頻繁に電話があるが、まだだし、Someoneは誰だよって笑
15分くらいしたら男性と合流し、工房へ。合流した後も女性からめっちゃ電話が着て「合流したからもう大丈夫」と言っているのにドライバーに電話代われと笑
「運転してるし、何を話すの?もう大丈夫」と言っているのにどうしても話したかったようです笑
親切でありがたいけど、迷うとちょっと大変。
こんなこともあるので、場所は行ったことある人に確認してから行きましょう!
バティック体験開始
困難をのりこえ到着した場所は、まあまあ大きめの敷地。
まずはどんな柄にするか選びます。
スタンプを白でつけたい場合は、スタンプを選んだらそのままスタンプ押しに入ります。
スタンプに色を付けたい場合は、まずは無地の布を先に染めるので、染めてから布が乾くのを待ちます。
やり方は簡単で、選んだスポンジスタンプに熱々の溶かしたロウを付けて押していきます。
規則正しく押してもいいし、ランダムにやってもいいし、デザインは自由です。
ただ、スポンジスタンプなので力加減が結構難しいです。押しすぎるとつぶれるし、軽すぎると線が細い。
押し終わったらその布を染めます。
染める色も選べます。
色つきスタンプの人は、白スタンプの人が終わってからスタンプ押しに入ります。
この後、押し終わったらスタンプに色を付けます。
ちなみにこの着色は何かの合成合成着料で、自然なものではありません。
待ち時間
着色が終わったら、熱湯で洗ってくれます。
スタンプ以外、全部やってくれるのでお子さんでも体験可能です。ロウが熱々なので火傷は注意!
そのあと、乾くまでは時間が結構かかります。
乾期に行くと乾燥時間は早いですが、雨期だと湿っていて時間が倍。雨だと干せないし。
待ち時間は敷地でとれたココナッツジュースをご馳走になり、バティック職人たちの作業を見守ります。
ちなみに、乾くのが待てない人は、後日配達もしてくれるそう。
正直この待ち時間、乾期はつらい。小屋の中だけど暑くて暑くて、水筒持参は必須です。
できあがり
できたよ~と言われて、干されている芝へ。
生乾きだけど
まぁいいか笑
体験費用は私の時は2ヤードの布で160GHC(約3,200円)と外国人価格。追加費用で布の大きさはプラスできます。
既製品を買う方が安いですが、旅行ついでに一度体験してみては?
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