ロンドンに旅行するなら赤い2階建てバス、ダブルデッカーに乗りたい!という方も多いのでは?
それから、この地下鉄マークもよく見かけますよね。
ロンドンは交通網がとても発達していて、すごく便利です。
ただ、日本人にとっては少し仕組みが分かりづらい部分もあります。
今回はこれから旅行や駐在で来られる方に向けて、ロンドンの交通事情をご紹介します^^
地下鉄Tube
ロンドンの地下鉄(Underground)は”Tube”と呼ばれています。
Tube mapはこんな感じ。各線ごとに色が分かれています。
たくさんの路線があることが分かりますよね。
うすーく書かれている数字は”Zone”を表します。
地下鉄のエリアはZoneで区別されていて、
中心部から郊外に向かって円状にZone1、Zone2・・と数字が大きくなっていきます。
駅には日本と同じように案内表示が充実しているので、乗り換えもスムーズにできると思います。
ただ、車両の中は結構狭いです。みんな日本人より大きいのに・・。
優先座席もありますが、ここはさすが英国紳士の国。
立っている女性にサッと席を譲る男性も時々見かけます。かっこいい~!
日本と違うポイント
まず日本と決定的に違うところは、地下鉄もバスも時刻表というものがありません!
駅やバス停の電光掲示板にあと何分で来るか、という表示が出るのでそれを見て確認します。
最初はなんて不便なんだ!と思っていましたが、今はすっかり慣れました。
そして料金システムも日本とは異なります。
まず地下鉄に関しては、日本のように乗車駅と降車駅で料金が決まるのではなく
通過したZoneの範囲で決まります。
例えば、Zone2の駅から東に向かってZone3にある駅まで移動した場合は
Zone1~3の運賃となります。
もうひとつ注意点として、通勤ラッシュである平日の6:30~9:30と16:00~19:00の時間帯(peak time)は
料金が上がります。
この時間帯、特に中心部は大変混み合っているので観光の際は出来れば避けたいですね。
バスの場合は距離に関わらず、料金は一律£1.5です。
また、最初のバスに乗車してから1時間以内に別のバスに乗り換えた場合、追加料金はかかりません。
地下鉄と違って外の景色が楽しめるので、バスはとても気持ちがいいです。
空いていれば是非2階の最前列の席に座ってみて下さいね。
ただし日本のバスよりも揺れがかなり激しいので、階段の上り下りは停車時が良いと思います!
そして個人的に苦痛なのが、地下鉄にもバスにも冷房がないこと。
まれに新しい車種のバスにはついてるのですが、ほとんどがありません。
いくら日本の夏より涼しいとはいえ、去年も30℃を超える日が数日あり
車内がめちゃくちゃ暑くて汗だくになりました。。
夏に観光に来られる方は、水などを持ち込むことを強くおすすめします!
必要なもの
ヒースロー空港に着いたら、まずオイスターカードをgetしましょう!
オイスターカードとは、日本のICOCAやSuicaと同様のICカードです。
これがあれば地下鉄もバスも、すべて乗ることができます。
さらに、地下鉄にはオイスターカード料金というのが設定されていて、切符の約半額の料金で乗車できます。
駅の券売機で購入でき、券売機は日本語表示も出るので操作も簡単ですよ♪
それから、city mapperというアプリはとっても役立ちます!
要は、乗換案内アプリです。ロンドン人もこのアプリを入れていない人は居ないのでは?
経路案内はもちろん、遅延状況や道路の混み具合も表示してくれます。
駅までの道のりもGoogle mapのように案内してくれるので
これ1つ入れておけば、移動に困ることは無いと思います。
さらに、乗車予定の電車やバスがあと何分で来るかも教えてくれるので
時刻表の無いロンドンでも、家を何時に出れば良いか判断することができますよ。
まとめ
海外旅行で実感するあるあるですが、日本の交通サービスは本当に素晴らしいです。
昨年のラグビーW杯の時期に、BBCで「日本では電車が2分遅れただけで、公式の謝罪が流れる」
とニュースに取りあげられていました。笑
なかなかバスが来なかったり、途中の駅でやたらと停車時間が長くて不安になったりしますが
ここロンドンでは、それも日常のこと。
おおらかな気持ちで受け入れるしか無いようです^^
とはいえ、地下鉄とバスは一度乗ってしまえばすぐに慣れますので
是非乗りこなして、ロンドンの街を存分に堪能して下さいね☆
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