ガーナの年末年始、駐在員たちは家族旅行か日本帰国かでほぼいません。私も年末はガーナにいたことがないので12月31日がどんな感じか知りませんが、ざっくりガーナの年末ごろの様子と注意事項をご紹介します。
11月はBlack Friday
まずは11月ごろからお話します。
アメリカだけでなく他の国も真似し始めたBlack Friday。もちろんガーナにもできています。
11月ごろになるとCMや広告看板がそればっかり。ただ、ガーナにはアメリカのようなThanks Giving Day祝日はありません。インターの学校は休みだったみたいですが。
この時期くらいからスーパー内がこんなに仕入れて大丈夫か?というくらい商品の山になります。いつも品薄なのに。
実際、安くなっているかというと・・・・・
微妙かな~。その店ではこの商品12GHCだったのが9GHCになってるけど、別の店ではもともと同じ商品9GHCだしな~という感じです。お店にとっては一応値下げは値下げですがね。
ただ、昨年の2018年と違うなと思ったことがあります。昨年は秋ごろから物価が上昇して、お手伝いさんに値段上がった!とい言うと「クリスマスが近いから」と言っていました。
けど、クリスマス近いんだったら安くなるでしょと思い、多分為替による物価上昇だなと思っていました。今年は、1年を通して昨年よりは物価が急にあがるという感じがなく、多少上昇しているものの穏やかです。なので、今回のBlack Fridayはちょっと安くなったのかなという感じ。結構値下げしているお店が今年は多いです!
”クリスマスマーケット”がちょいちょいある
ヨーロッパのクリスマスマーケットのように雰囲気あるものではないですが、やたら「クリスマス」とつけたただのマーケットが12月に外国人向けであります。
商品みるといつも月始めの土曜にやってるマーケットとほぼ同じ笑
若干、クリスマスっぽいのはでてますが。
帰国する人は、お土産買う機会が増えていいかも!
ショッピングモールはクリスマス商戦?とまではいかないけど、おもちゃ売り場も特設されます。
道端でもクリスマス商品が増えます。
外国人が買いそうなクリスマスの飾り付けも、ショップで売り始めます。
泥棒・強盗が増える12月
旅行に行く人も、家にいる人もこの時期注意なのが泥棒や強盗。12月多いです。
とくに外国人アパートメントが狙われます。
戸締りは年末に限らず絶対です。
窓割られてはいられたらどうしようもないですが。常にだれかに見られている意識を!
また、路上でも強盗に遭う外国人が増えます。車上荒らしに遭う外国人もいますので、本当にこの時期は用心してください。
もし泥棒に入られて、もしくは未遂で逃げられると残念ながらガーナの警察では捕まえられません。ガーナの警察が頼りにならないとわかっているガーナ人たちは、正義感が非常に強く、自分たちで悪者を捕まえたとき相手をぼこぼこにします。
先日、明け方に外で騒いでいる声が聞こえてきたので見てみると、家の前のマンションに入ろうとした泥棒が他のガーナ人につかまり、恐らく通りすがりのガーナ人も合わせて10人くらいでボコボコにされているのを見ました。
ガーナのクリスマス
ガーナはクリスマスの25日と翌日の26日はお休みになります。
ガーナの人ってクリスマス何するの?と聞くと、キリスト教のガーナ人は、教会行って歌って踊って、家族で食事。
イスラム教のガーナ人は週末と変わらず、家族集まって食事、だそうです。
あと、ガーナの人たちは各地から買い物にアクラにやってきて、マコラマーケットなんて激込みです。
12月半ばはマコラにいかない方が良いかも。
クリスマスや年末年始のスーパーですが、一応開いていました(年によって変わるかも)。
営業時間が変わっていますが、基本営業しているところは多いです。
スーパーの営業時間のお知らせはチェックしてください。
レストランもお休みのところはあるものの、開いているレストランも多いので、出かけられます。
ただ、ドライバーを休みにするので、出かけるときUber移動にりますが、クリスマスはちょっと高いかも。
そして、12月、一斉に鶏がアクラ市内に集められ、クリスマスを過ぎるといなくなります。
これもガーナ独得の風景でしょう。
爆弾のような花火音
クリスマスや年越しの時に、アクラでは花火が上がります。ただ、めちゃくちゃ近くで上げているのか(どこであげているか不明)、爆弾でも落とされているくらいの爆音。音だけして家からは花火が見えないんですが。
見晴らしの良いマンションからだと見えるのかな。
爆音ついでに書いちゃいますが、この時期あちこちで夜パーティが増えます。
日本では除夜の鐘がうるさいとか苦情が出てるようですが、ガーナはそんなかわいいもんではない。屋外が大好きなガーナ人。屋上やらどこかの広い庭やらでコンサートライブ、もしくは野外フェス並みの爆音が平日も2時3時まで。
そのパワー、別のところで使ってくれという感じです。さすがに家の近くは、爆音は11時頃までで終わるのが多いですが(ガーナの騒音に関する法律で夜11時までとの規定があるみたい)、深夜に遠くから音楽が聞こえてきたりするので、街中のどこかで続いているのでしょう。
気になると眠れません。
最後に
何度も言いますが、12月に関わらず、常日頃ガーナではちゃんと注意して暮らさないといけませんが、年末はやっぱり悪いことをするひとが多いので、特に気を付けてください。
お店は、ヨーロッパと違って開いているところも多いし、ガーナで過ごしても問題ありません。
しかし、やることなくて暇すぎると思うので、ガーナ国内でちょっと旅行しても良いし、海外旅行してしまっても良いし。
余談ですが、前回年始に旅行から帰ってきたとき、空港職員でまだクリスマスの帽子かぶってて「プレゼント頂戴!」という輩も結構いるので、適当に流してください。笑
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