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子供を預けたいときはどうする?アメリカの託児事情

海外で生活していると日本の家族や親戚からの支援を得るのは難しいです。

また、アメリカでは誘拐や犯罪防止のため子供に関する法律が厳しいので、中学生くらいまでは子供だけで外出したり、家で過ごすことはできません。(年齢は州によって異なります。)

これを聞くと保護者の負担が大きくなってしまいがちですが、法律に適応した制度が根付いています。

 

今回はアメリカの託児事情を紹介し、さらには日本で言うところの未就園児(0~3歳)の預け方にも注目していきます。

1、ベビーシッターorナニー

アメリカではベビーシッターやナニーを利用するのはごく一般的です。

ナニーは保育の専門家がフルタイムや住み込みで働き、子供の面倒全般を見ます。

子供の教育も請け負いつつ、送迎や料理、家事など多岐に渡る仕事をこなします。

日本での家政婦と家庭教師、ベビーシッターを合わせたようなものですね。

 

一方、ベビーシッターは保護者が留守の間に一時的に子供のお世話をする人のことを指します。

習い事の送迎や両親が夜間外出する際の留守番なども含まれます。求められるスキルは家庭の要望によります。

学生がアルバイトとしてやるイメージが強いですが、お金持ちの家庭で働いて高収入のベテランシッターもいます。

 

駐在員が利用するとなるとベビーシッターが圧倒的に多いと思います。

私も第一子をスクールに預ける前に何度か利用したことがあり、第二子出産前後は大変お世話になりました。

ベビーシッターの雇用形態は実に様々です。

お給料は時給、日給、月給と設定でき、単発依頼または継続契約と選べます。シッターの経験やスキル、仕事内容によって給料も異なります。

希望の時間に来て子供の世話をしてもらうのが前提なのですが、一緒に遊ぶだけなのか、食事、風呂、寝かしつけなども含むのかで変わってきます。

そして学校や習い事への送迎、外出して遊びに行く、料理や家事などのオプションもあります。

3人子供がいるアメリカ人の知り合いは毎月$2000程シッター代を払っていると聞いて驚きましたが、理由を聞いて計算すれば納得です。

世話する子供の人数が増えればそれだけ時給も上がります。

 

2、スポーツジムの託児サービス

アメリカではスポーツジムには必ずと言っていい程託児施設が付いています。

ジムを利用している間、決められた時間内で子供を預かってくれます。

料金は毎月の会費に含まれているので、無料同然です。

預けられる年齢は生後数カ月~州で外出&留守番NGの年まで。

私はYMCAに通っており、会費は夫婦で$100/月程度でした。

託児の利用時間は午前中と午後に分かれ、1日2時間以内、週12時間以内。

私が利用していた場所はリニューアルしたばかりで、託児スペースも充実していました。

子供の年齢別にスペースが分けられており、おもちゃもたくさんあります。

誘拐防止のために会員カードに保護者と子供の顔写真を登録しておき、預ける時と迎える時に必ず確認します。

飲食物は持ち込み禁止ですが、お水は大丈夫です。

1歳未満はミルクと一緒に預けることができます。オムツ替えもしてくれます。

妊娠前も別のジムに通っていたのですが、妊娠を機に退会しました。

もう一度ジムに入会した理由は、運動が目的と言うよりも子供と少し離れる時間が欲しかったという点が大きいです。

YMCAは自宅周辺にあるジムの中で一番託児利用時間に幅があったので選びました。

後追いでぐったりしていたとき、子供から解放されてヨガのグループレッスンに参加したときは至福でした。

また、スクールに通う前に両親以外の人に短時間預かってもらう練習もできました。

重度の人見知りだった第一子ですが、同じ時間帯に利用すると大体同じスタッフがいて、その人には懐いていました。

3、教会ESLの託児サービス

基本ESLで授業を受けたり、アクティビティに参加する際に子供を預かってくれます。

午前中のクラスは生後3ヶ月~プリスクールに通うくらいまで、夜のクラスはさらに学校に通っている子供にも対応しています。

無料のところが多いですが、たまに有料のところも。

教会会員が行事に参加する際の託児スペースを利用するので、施設やスタッフはきちんとしています。

規模にもよりますが、年齢別にクラスを分けて預かってくれます。

週に1回だけなので、子供が慣れるまでに時間がかかるケースが多いです。

また年に数回、Mother’s day outやParents night outを主催するので、その時は完全に子供を預けて出かけることができます。

料金は$15~30程度で、食事付のところもあります。兄弟で預ける場合は割引も。

4、MOPSの託児サービス

Mothers of Preschoolersの略で、教会主催のママサークルのようなもので、参加している間は子供を預かってくれます。

生後数カ月からプリスクールに通う子供を持つ人が週に1~2回集まって子育てや教育をテーマに意見交換したり、アクティビティをします。

内容は教会によって様々。登録をして年間、または月会費が必要なところもあれば無料で参加自由なところもあります。

5、未就園児の預け先

2~4は子供と同じ施設内にいることが条件でしたが、以降は子供を預けて離れることができます。

名前は様々ですがそれぞれ共通点や重複する点もあります。

日本との大きな違いはどれも親の勤務形態に左右されず、専業主婦(夫)でも利用できることでしょうか。

ざっくりと以下の3つに区分してみました。

・Mother’s Day out・Parents day out・Nursery

・Pre-school

・Daycare

6、Mother’s Day outParents day outNursery

教会が運営していることが多く、週1~5日でその託児所のルールに応じて預ける日数を選べます。

午前中のみか午後2時頃まで預かるところが多いです。

生後半年~プリスクールに通う3歳頃まで通えます。

1歳未満だと数カ月ごと、1~3歳は半年ごとにクラスが分かれています。

7、Pre-school

日本の幼稚園に近いです。ほとんどが私立で、教会が運営しているスクールもあります。

教育に力を入れており、モンテッソーリのような特別なプログラムも取り入れているところも。

時間帯は6と大体同じですが、中には8のようなフルタイムも設定していて、選択可能です。

年齢は幅広く、早いと2歳頃から5歳までが対象です。

3歳からなら安いまたは無料の公立もありますが、英語が第二言語であることなど、一定の条件のもとで審査を通った人のみが通えます。

 

8、Daycare

多くは働く親が利用しており、日本の保育園に近いです。

保護者の負担をなるべく減らすシステムなので給食が提供され、行事ボランティアなども最低限です。

短い託児時間も設定され、家庭の状況に応じて選択可能です。

そしてプリスクールのプログラムがあるデイケアもあるので、そこは認定こども園をイメージして下さい。

産休明けの生後6週間から小学校低学年まで(学童のように利用)通えます。

他の託児は長期休暇やマイナーな祝日で休みになるのに対し、独立記念日、サンクスギビング、クリスマスといった国民的祝日以外は営業しています。

9、アメリカは託児の選択幅が広い

こうして挙げてみるとアメリカは専業主婦でも子供を預けることができ、選択肢は多かったと実感します。

本帰国して幼稚園入園前の子供対象の託児サービスが少ないことにとても驚きました。

日本だと保育園や一時預かりを利用できる条件が厳しくて難易度が高いです。

民間サービスであっても時間やルールによって制限があって利用しにくいことも。

その点、アメリカは親が預け先や時間帯、頻度を選択できるし、職はあっても子供を預けられるところがない!ということは起きません。

保育料が高くて涙が出るけれど、ある意味平等に子供を預けられる機会があると言えます。

 

皆さん海外生活で24時間常に子供と一緒というのは極度の疲労と緊張を伴うからでしょうか。

私を含めて子供が1~2歳の頃から週2~3日預けている、という駐在家族が周りに多かったです。

保育料が高額なため経済的な理由でためらっている、夫の賛同を得られないという家庭もあるかと思います。

しかし、「預けることができない」と「預ける選択肢がある」の違いは大きいです。

アメリカの選択肢の多さを知っていれば必要なとき、状況に応じて利用することができるでしょう。

このコラムの情報が現在、子供の預け先を検討している方、将来的に預けることを考えている方々の参考になれば嬉しいです。

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