ベルギー駐在の最大のメリットは旅行に行きやすいこと。
ということで、万聖節の3連休はハンガリーに行ってきました!
今回はその見どころとプチ情報をお伝えします!
通貨
ヨーロッパ駐在の利点の一つはEU圏内なら両替なして旅行できてしまうこと。
両替すると手数料と為替でかなり目減りしてしまうし、慣れない通貨を使うのって面倒ですよね。
しかし、ハンガリーはEU加盟国ではあるものの、独自の通貨フォリントが流通しています。
ハンガリーではユーロは使えないのでしょうか?
答えは「使える」です。
大抵のお店ではレシートにフォリント建て料金とユーロ建ての料金を併記してくれるので、どちらの通貨でも支払うことができます。
他方、換算レートはお店まかせなので、多くのお店は適切なレートで換算してくれるとは思うのですが、
不安な人は自分の納得のいく方法(空港での両替、街の両替屋、ATMなど)で両替しておいた方が安心です。
また、ベルギー駐在者の多くがお使いであろうING Bankのキャッシュカード兼デビッドカード。
こちらもベルギー国内と同様にお店や券売機での支払いに使えますし、(ハンガリーの銀行の)ATMで現地通貨を下ろすことができます。
レートはATMの画面上で注意深くご確認していただく必要がありますが、大抵は両替屋よりもお得に現地通貨が手に入ります。
ちなみに2019年11月3日のレートは1ユーロ=328フォリント(121円程度)です。
通信
ベルギーにお住まいの方はProximusのプリペイドカードを使われている方が多いと思います。
ProximusはEU諸国およびその他数か国のヨーロッパ諸国ならば追加料金なしで利用できます。
安心して普段お使いの携帯電話とsimカードをお持ちください。
フライトと交通
今回はブリュッセル航空を利用しました。
往復250ユーロ(30,000円程度)、預け入れ荷物はなしです。
航空時間は片道一時間半くらいの直行便です。
EU圏内の移動なのでもちろん出国審査は不要。
こんなにお安く&短時間でブダペストに行けてしまうだなんて感動ですね!
ブダペスト空港からはシャトルバス100E番(900フォリント:327円程度)で30分程度で市内に出ることができます。
市内はトラム、メトロ、バスが非常に発達していて、ほとんどの場所は公共交通機関で行けます。
24時間チケット(1,650フォリント:600円程度)を買えばトラム、メトロ、バス乗り放題なので、たくさん移動する日は是非ご活用ください。
※空港シャトルバスには使えません。
ブダペストの見どころ
ハンガリーの首都ブダペストは、ドナウ川を挟んで西がブダ、東がペストと分かれています。
その両岸を結ぶセーチェーニ鎖橋はとても有名です。
ドナウ川クルーズではライトアップされた橋と建物を楽しむことができます。
私が利用したクルーズは所要時間一時間程度で19ユーロ(2,300円程度)でワンドリンク(ビール、ワイン、シャンパン、ノンアルコールドリンク)付きでした。
ブダ側
ブダは王宮の丘と呼ばれる小高い場所があり、王宮(現在では美術館として使われています)、マーチャーシュー教会(1,500フォリント:545円程度)、それを守るように囲んでいる漁夫の砦と、観光地が密集していて、すべて歩いて回れます。
また、ブダの地下にはラビリンスと呼ばれる天然の洞窟が迷路のように張り巡らされています。
かつては牢獄や、戦時中は1万人の市民を収容するシェルターとして使われていたとのこと。
大人3,000フォリント(1,090円程度)で見学可能。
中は真っ暗で肝試しのようで面白かったです。
王宮の丘にはケーブルカーのほか、路線バスでも行けます。
路線バスの方がお安いですし、24時間チケットでが使えるのでおすすめです。
ペスト側
「ブダペストの人間は二つにわけることができる。ブダに住んでいる人と、ブダに住みたい人だ」というのは国会議事堂見学ツアーのガイドの方が言っていた言葉ですが、都市としてはペスト側の方が発展している気がします。
国会議事堂、聖イシュトバーン教会、中央市場、160年愛され続けるヨーロッパ屈指の老舗カフェGERBEAUD、その他有名なカフェやレストランはペスト側にあります。
特に国会議事堂はとても美しいです。
見学ツアー(6,400フォリント:2,325円程度)に参加しないと中には入れないのですが、その価値ありです。
また、ブダペスト西駅には世界一美しいマクドナルドがあります。
ハンガリーのマクドナルドにはなんと、ハンガリー名産のフォアグラを使ったバーガーがあるんです!
私はすでに前日にフォアグラを食べて胃もたれを起こしていたので食べられませんでしたが、勇気ある方は是非チャレンジしてみてほしいです!
ペスト側で特に印象に残ったのがユダヤ教寺院シナゴールです。
ブダペストのシナゴールはニューヨークに次いで世界で2番目に大きいとのこと。
ユダヤ教の宗教施設に入ったのは初めてだったので、非常に新鮮でしたし、とても勉強になりました。
チケット売り場(4,500フォリント:1,635円程度)は長蛇の列で断念しかけたのですが、たまたま張り紙を見てその場でオンラインでチケットが買えることを知り、並ばず入ることができました。
ベルギーから行かれる方はハンガリーで使えるsimカードをお持ちだとは思いますが、そうではない方は事前にチケット購入をおすすめいたします。
(男性は入場する際に写真に写っているお皿みたいな紙を受け取って頭に乗せます。河童みたいです。)
まとめ
見どころたくさんのブダペストですが、狭い範囲に観光地が密集し、かつ交通の便がいいので短時間で楽しむことができます。
私は二泊三日で行きましたが、時間が余ってしまいました。
朝早く出発し、夜の便で帰るならば一泊でも十分だと思います。
週末ブダペストなんて日本では絶対に不可能ですから、ベルギーにいる間にぜひ気軽に行ってみてください!
※為替レートは2019年11月時点のものです
コメントを残す