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帰国したからこそ実感!実践して良かったアメリカ式育児

海外で子育てをする場合、その土地の方法を取り入れるのか、それとも日本式を貫くのか、で悩むことがあると思います。

私の場合、アメリカで子育てをスタートしたので特にこだわりや、どちらかに傾倒するということはありませんでした。

両方の育児方法を知った上で子供と自分に合う方法を選択するというスタンスでやってきました。

 

赴任期間が終わり、本帰国して日本での生活が始まると、日米のギャップに驚くこともありました。

在米中は意識していなかったのですが、アメリカ式の育児で良かったと思う点がいくつも挙げられます。

この記事では主な5つのことを紹介していきます。

 

寝室は親子別室

子供部屋を準備

アメリカではベビーが生まれる前に個室を用意します。基本的に寝る時は親子別室です。

我が家も生まれた時から子供部屋を作り、クリブと呼ばれるベビーベッドに寝かせていました。

新生児期は1時間おきに泣いていたのに、7週間を過ぎた頃からよく眠るようになりました。

途中、一時帰国で添い寝と添い乳の習慣がついてしまいましたが、眠った後は必ずクリブに移動していました。

子供部屋に設置したクリブ

寝かしつけトレーニング

1歳2か月の時に、「睡眠導入も自分でできるようになって欲しい!」と一念発起。

絵本を読んだ後はクリブに入れるだけ、というスパルタの寝かしつけトレーニングを実行しました。

最初の1週間ほどは泣いていましたが、それ以降は寝る時間になったら自分の部屋を指さしたり、

自らクリブに入ろうとするようになったので、寝かしつけが必要なくなりました。

 

これはとても大きな違いで、夜8時になったら「おやすみなさい」をして、クリブに入れてドアを閉めるだけです。

その後は残りの家事や入浴を済ませて自分の自由時間を満喫できます。

もちろん子供部屋にはモニターを設置し、眠るまでは室内の様子に気を配り、何か異常があればすぐに対応できる状況にしています。

本帰国後の変化

完全に一人寝ができていた我が子ですが、なんと帰国してからの実家の仮住まい期間に添い寝と寝かしつけが必要になってしまいました。

日本の賃貸住宅事情により、子供部屋をそれぞれ確保できておらず、現在は毎日寝かしつけのタイムに親子の駆け引きをしております。

一緒に眠ることで子供の愛らしさを間近で見る楽しみはあるものの、毎日の苦労を思うと駐在時代の別室スタイルが恋しく感じてしまいます。

 

子供をよく褒める

アメリカ人は子供をよく褒めます。

どんなに小さなことでも本当に心から褒めてくれるんです。

この姿勢には子供だけでなく私自身も大いに助けられました。

ネガティブ思考だった日々

第一子は人見知りでシャイな性格の子で、さらに成長もゆっくりマイペース。

私はと言えば、初めての子ということも相まって、育児書を熟読し、

月齢に応じた成長をしているか気になって仕方がありませんでした。

 

習い事や外に遊びに連れて行っても、他の子は楽しそうに活動しているのに、我が子はずっと私にくっついているか抱っこ。

「どうして他の子みたいにできないのだろう?」

「せっかく来ているんだから色々体験してもらいたい。」

「他の人ともコミュニケーションを取って欲しい。」

そんなことばかり考えていました。

 

意識を変えた一言

「こんなに泣いてできないのだから、諦めよう。」

何回か通っても子供が慣れず、乗り気でない子供を連れて行くことに私自身も疲れていた頃です。

 

「自分が使ってるおもちゃ貸してくれるなんて優しいね!」

他のお母さんが我が子を褒めてくれました。

些細なことでしたが、私にとってはとても嬉しく感動的な出来事でした。

そして我が子に落胆していた自分が恥ずかしく感じました。

よく観察してみると、アメリカ人は頻繁に子供を褒めます。

特別なことでなく、本当に小さな出来事でも。

マイナス方式ではない、他の子とも比べない、良いところを見つけてそこを徹底的に褒めて伸ばします。

 

1歳半でプリスクールに預け始めて、よりその教育方法を実感しました。

何でも褒めて、肯定してもらえると自信につながるのでしょうか。

次第に子供が社交的になったように感じました。

 

現在の我が子

現在では褒めて伸びるアメリカ人のように、自信満々でポジティブな性格です。

その分、打たれ弱いので叱られると引きずるところも…。

 

親子で前向きになれる「たくさん褒める育児」は今でも継続中です。

小さなことでも優しさを感じたり、努力したことについて話題にして褒めるように心がけています。

 

子供の自主性を尊重する

アメリカでは危険なことや他人を不愉快にさせることでなければ、子供の意志を優先させる傾向にあります。

小さな子供であっても親の意見を押し付けたり、無理強いせずに、子供が納得して自らの意志で行動するのを待ちます。

親には忍耐が必要ですが、こうやって主体的に行動する基盤が形成されていくのだと思います。

子供への対応例

習い事やプリスクールの先生方の対応はいつも参考にさせていただきました。

例えば、我が子は一時期ブーツがお気に入りで、どこに出かける時もブーツを履きたがっていました。

しかしプリスクールで遊ぶにはブーツは適していません。

スクールに到着したらスニーカーに履き替える、という約束でしたがクラスに到着しても結局ブーツは脱ぎませんでした。

しかし、先生は笑顔で「とっても似合ってるね!」と褒めてくれ、

「頃合いを見て履き替えさせるから、ブーツは他の荷物と一緒に置いててね~。」という対応をしてくれました。

お気に入りで持ってよく持っていったもの

これは我が子に限ったことでなく、他のクラスメイトでも似たようなケースがよくあったようです。

新しいぬいぐるみを見せたくてクラスに持って来ている子、バックパックを背負ったままで降ろしたくない子。

持って行きたいものがある、着ていきたい服があるとき、子供が納得するまで可能な範囲で自由を与えてくれる大らかな方針に感謝しています。

 

 

音楽教室のグループレッスン中でも楽器を使わず、ずーっと動き回っている子達への対応もなるほど、と思いました。

「彼らの時間軸では今は楽器を使わずに遊ぶ時間。」

「楽器を使いたくなった時に、使えばいい。」と。

大人の都合で「○○する時間」と区切ってしまうことは子供にとっては窮屈、という考えです。

帰国後の心配

このように、アメリカ式でのびのび自由に育った我が子。

帰国して心配の種だったのが、幼稚園での集団生活に馴染めるか、ということでした。

こだわりが強い子に画一的な日本の教育方針は合わないかもしれない…。

子供の環境適応能力は高いもので、あっさり順応しているようです。

ほっとしつつも、あの環境で成長していたらどうなっていたのだろう?と気になる今日この頃です。

 

子供を預けて自分の時間を楽しむ

アメリカでは子供を預けるシステムが整っています。

社会が子育て世代をバックアップしていると思いました。

例えば、ベビーシッターやナニーは一般的な職業として認識され、利用者も多数います。

スポーツジムや教会には会員が利用できる無料託児所が併設されています。

教会やYMCA主催の「Parents’ Night Out」を利用して、子供を預けて夫婦の時間を楽しむこともできます。

プールサイドでMovie Night Out

日本での託児の考え方

日本であれば、乳幼児を預けることができるのは親が働いている家庭が基本です。

それ以外では定められた条件下に該当する理由が必要です。

リフレッシュで預けることができるのは月に2~3回程度で、アメリカに比べると施設や選択肢も少ないと思います。

子供を預けることに対する考えが大きく異なると感じました。

アメリカの託児サービスを利用して感じたこと

私は子供を預けることに肯定的な考えが多く、選択肢も幅広いアメリカ社会に助けられたことが何度もあります。

ずっと一緒に過ごしていると疲れたりイライラして煮詰まってしまうので、教会の託児サービスやベビーシッター、プリスクールと色々活用していました。

日本で子育てしている方々からすると、こんなに小さな子を自分の都合で預けるなんて!

と非難されるかもしれません…。

しかし、離れている時間があるからこそ、心身ともに余裕が生まれ、さらに子供が可愛くて愛しいと感じました。

日本で出産・育児していたとしても近くに頼れる家族や親戚がいない、夫が多忙な時期は育児に関わることが難しいという条件は同じだったので、

緊急時や息抜きに気軽に利用できるシステムがあったことはありがたいです。

子供から離れてショッピングしても結局は子供用品に目がいってしまったり…

社会に受け入れられている

そして子供がプリスクールに通い始めて知り合った、アメリカ人ママ友の言葉が印象的でした。

「私はこの子といるのが楽しいし、この子も私と過ごす時間が大好き。」

「でもずっと一緒にいると私が疲れちゃってもたないわ。マミーにも自由な時間が必要なのよ。」

子供を預けてリフレッシュすることや、自分のために時間を使うことが社会で当たり前のように浸透し、認められているのですね。

 

父親との関わりが多い

職業によって家族との時間の過ごし方は千差万別でしょうが…

一般的に企業勤めをしているアメリカのお父さん達は定時で帰宅し、週末は家族と過ごすことが多いようです。

よく見る週末の光景

週末の朝にドーナツ屋に行くと、パジャマ姿の子供を連れたお父さんをよく見かけます。

公園でも父と子だけで遊んでいます。(離婚率が高いアメリカなので私の想像と違ってシングルだったら申し訳ないです。)

きっとお母さんは家で二度寝した後、ゆっくり過ごしているか、

ショッピングに出かけたり、自分の好きなように過ごしているんだろうな~、と思うとほっこりしました。

日本人の駐在員も影響を受けてか、時々父親同士で子供を遊ばせて、その間、母親は映画に行ったりランチしたりもしています。

子供が喜びそうなスプリンクルたっぷりのドーナツ

我が家の場合

夫もこのようなアメリカのお父さん達を見習って育児に邁進した結果、

我が子はすっかり「Daddy’s girl & boy」(=お父さんっ子)です。

授乳以外の家事・育児は何でもできる(料理のレパートリーは少ないですが)ので、私が病気で倒れたときも安心して任せています。

意識しなければ母親の出番が多くなってしまいがちですが、どちらも同じ役割ができるようにしておくと父子の絆も深まります。

これは私一人の努力では実現できなかったことなので、夫にとても感謝しています。

 

帰国後の関わり方

帰国した今でも夕方に残業しなくて済むように早朝出勤して、夕飯またはお風呂までには帰宅し、

週末はなるべき家族と過ごせるように頑張ってくれています。

おそらく、日本でずっと生活して子供ができていたら、夫はこんなにも家事や育児に協力的ではなかったと思います。

男性の育児に対する意識や関心が高いアメリカで良い影響を受けて良かったです!

 

場所はどこであっても育児が大変なのは同じ!

周りの環境は多少影響しますが、基本的に育児でやることは場所や国が変わっても同じだと思っています。

アメリカの方が育てやすい、とか日本の方が言葉が不自由しなくて楽とか、それぞれ個人の見解はあるでしょう。

私の考えとしては、どこで子育てするにしても、大変なのは一緒!ということ。

新しい方法や環境になったのならば、その状況に適した方法を選択するのがベストだと思います。

 

帰国してアメリカの方がよかったな~、と懐かしく思うことは何度もありました。

が、慣れてみれば日本もそんなに悪くない、と最近では思っています。

日本からアメリカ、アメリカから日本というように2国間のギャップで悩んでいる方がいらっしゃれば、

「こんな考え方や方法もあるのね」という風に受け止めていただければ幸いです。

 

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